経済評論家かどうか怪しい人物 | 衝動記

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自分の心の中の衝動を文字や文章にして表してみました。









表現者 2016年 01 月号 [雑誌]

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とある経済評論家を名乗る男が




この人物が新刊本を出すそうですが、


家なんて200%買ってはいけない!

この本がどういう本かといいますと

「空き家率は将来、40%になる」
「今後は誰もがタダで家を手に入れられる」
「家賃のほうが、ローンの支払額より安い」

舌鋒鋭い経済評論家、上念司が自らの体験談を交え、初めて語るマイホーム本!
人口減少、少子高齢化、IT技術の発達、土地神話の崩壊、災害や不正工事リスク……
あらゆる状況は今後、日本の不動産に「持つ価値がない」ことを示している。

一軒家や分譲マンションにもはや資産価値はなく、購入にはリスクしかない。
いまだ多くの人が持っている「マイホームという幻想」を叩き潰し、
不動産業界の悪魔たちの甘言を退ける福音の書。



この経済評論家を名乗る人物は確か、消費税増税をすると消費が落ち込んで経済が成長できないから消費税増税反対で当時の財務事務次官木下康司氏のコラ画像を作って拡散させていた一人であるはずですし、個人消費が低迷するのはGDPの伸びに影響を与えることもわかっているはずなのですが、個人で一番大きな買い物である家を買うなというのはどういうことなのかさっぱりわかりません。
更にわからないのはこの経済評論家の肩書がある人物はTwitterでこんなツイートもしています。




負債を増やすなと言ってるんです。
確かこの経済評論家を名乗る人物は金融経済にも詳しいという触れ込みだったはずですが、
おかしいですね。金融経済において負債は信用なので負債を持つことは悪ではないんですが。
彼は本当に金融経済に強い経済評論家なのでしょうか?
さっぱり理解できません。

更にもっとわからないのは

https://twitter.com/smith796000/status/693957171407687681

保守:理性に対して懐疑的な人 革新:理性は素晴らし。人間は世の中をよりよく作り替えられると思っている人。 現実をあるべき姿に近づけようとする左翼と右翼は革新です。保守は現実を見ながら、社会を保守(メンテナンス)するだけで、革新とは一線を画します。


理性に懐疑的というより理性なんてたかがしれてるというのをわかっているから歴史を積み重ねた社会システムを含めた常識とか良識を大事することとだと思うし、時代に沿って変えるべきところは変えるべきだが、それは漸進的でないと痛みが大きくなるということなのだが、理解しているようには見えない。
なぜなら彼は先述したように消費税増税反対のために財務事務次官のコラ画像を作らせてTwitterやFacebookなどのSNSで拡散をさせた人物ですし、金融経済においてはリフレ派を名乗っています。
リフレ派の主張は「金融緩和などの金融政策を行えば人間の理性と知性がバランスを取って、流れるべきところにお金が流れる」というのが基本です。
人間の理性と知性に頼るというのが基本なのですが、彼は人間の理性と知性に懐疑的なのが保守であると述べています。

完全に矛盾をしたことを平気で述べている。

こういった人物を信用に値するのか?

常識的な人ならば答えは出てるでしょうから敢えて答えは云いません。


言いたいのは「商売人は信用を失ったら終わり」。
これだけです。




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