お: 『やられたー!!!おいしいジャガイモー!って、連作を避けるために新たに借りた畑に種芋を植えたのに・・・今年こそイノシシの餌にならないようにって対策したのに・・・』
こ: 『娘さんもお休みの時に手伝ってましたもんね。こんな状態になっていると知ったら・・・いたたまれませんわっ!』
お: 『去年は、すっごくいい出来だったのに収穫直前に一晩で一網打尽に!今年は、植え付け3日後の芽も出てない種芋を喰われた!ビニールマルチまでして見つからないようにしたのに!』
こ: 『イノシシは匂いにすごーく敏感なんですよ』
こ: 『マルチに植えたほうは半分やられてないですね。となりのマルチ無しは、きれいにピンポイントでほじくられてますね。』
お: 『そう思うだろ。奴ら、そんなに甘いもんじゃない!残りも次の日には下の写真のようにボコボコだゼ!』
お: 『おおお!こむぎよ!やっとその気になってくれたか!たのもしいぞ!さすが、我が家の愛犬!淋しくってつらくって危ないけど頑張ってくれたまえ!!』
こ: 『えっ?!』
お: 『毎日来てご飯あげるから心配するな』
こ: 『えええっ?!それって・・・?』
お: 『えっ?!畑に残って番犬になってくれるんじゃないの?』
こ: 『ひーっ!それだけはご勘弁ををををw』
お: 『なぁ~んだ。さっきの意気込みは、そーいう心意気じゃあなかったんだ。もーっとも、ちょービビリーな君に番犬なんて期待したほうが間違ってた。それにしてもイノシシのヤツ・・・ブツブツ』
こ: 『ふーっ!あぶないあぶない。あれっ?おやじさん!こっちのきれいにマルチが張ってある畑は?』
お: 『おお! こっちは、なりものを植える畑。今年は万が一を考えてこっちの空きスペースにジャガイモを少し植えといてよかったー!』
こ: 『保険ですか・・・しかし、あなどれませんよっ』
お: 『おまえ、そんな・・・』
お: 『おー!ありがとう!今年は気合い入ってんぞー!』
こ: 『雪が降ってる頃から頑張って育ててましたもんね』
お: 『トウモロコシ、ナス、きゅうり、ズッキーニ、オクラ・・・・これをなりもの用の畑に移植だぁ~』
こ: 『去年、収穫体験しにきてくれたお客さんたち、また来てくれるといいですねー』
お: 『ホントだな。すご~くよろこんでくれた笑顔がとってもうれしかった』
こ: 『それで気合いが入ってるんですね。みなさ~ん!サワ・ルージュの野菜たちはすくすくと元気に育ってもう少しで収穫が始まるところまでなっています。おやじさんのおいしい野菜を食べに来てくださいねー』
お&こ: 『おまちしてま~す』