【映画】『わたしの幸せな結婚』 | ヅカんげき★Life

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宝塚を中心にした趣味のことをつらつらと書いていく予定です。

実際の観劇から、テレビで見た作品まで幅広く、自由気ままに…。


2023年公開

【原作】顎木 あくみ 「わたしの幸せな結婚」

【監督】塚原 あゆ子    【脚本】菅野 友恵

【製作】今安 玲子・稲垣 優・加藤 章一・松本 桂子

【製作総指揮】那須田 淳   【音楽】立山 秋航   

【主題歌】Snow Man「タペストリー」

【撮影】江原 祥ニ    【編集】森本 大輔    

【制作会社】TBS  SPAKELE

製作会社】「わたしの幸せな結婚」製作委員会

【配給】東宝

【出演】目黒 蓮・今田 美桜・渡邊 圭祐・

     大西 流星・前田 旺志郎・髙石 あかり・山本 未來・

     山口 紗弥加・小越 勇輝・平山 祐介・高橋 努・

     火野 正平・石橋 蓮司         ほか


明治・大正期を思わせる架空の時代。ある宿命を持つ家系に生まれた斎森美世は実母を早くに亡くし、継母と義妹に虐げられながら暮らしていた。そんなある日、彼女は名家の当主である久堂清霞のもとへ嫁入りを命じられる。類まれな美貌を持つ清霞は冷酷で無慈悲な性格で知られ、これまでにも多くの婚約者候補が逃げ出したと噂されていた。美世も初対面ではつらく当たられるが、辛抱強く接するうちに彼が評判通りの人物ではないことに気づき、2人は次第に心を通わせていく。



私の映画鑑賞はWOWOWさんのお陰で成り立っています。1月には放送されたのに、なかなか見る時間が取れず、HDDの中で眠ってました。予想していた土日出勤が無くなり、ようやく見ることが出来ました。


実は、映画館に3回行きました。

元々は原作小説の1・2巻がすごく好きで。

映画を見たら見たで、今度は目黒蓮さんの清霞様と今田美桜さんの美世ちゃんが好きすぎて。目黒さん、何故あの髪型があんなに似合うのか…。

しばらく清霞の髪型ではない普通の目黒さんが受け入れられなかった…。というか、それまでSnow Manも目黒さんもよく知らなかったしな…。(ファンの方ごめんなさい。)


映画を見に行った段階では、原作小説を2冊、コミカライズ本3巻読んでいるだけでした。

映画を見終わった後、やっぱり読もうと思って、その当時発売されてた小説の残りを大人買いして読みました。

そして、秋頃から放送されたアニメ第1期も見ました。


私的結論。

原作よりも漫画よりもアニメよりも、どれよりも映画が勝った!と思います。(あくまで個人的な思いなので、反対意見は受け付けておりません。悪しからず。)


原作の清霞様は新さんに勝てない。アニメはもっと勝てない。そして、アニメ第1期の最終回、ヒロインが美世から清霞になっている…(と私は感じた)。

例えると、セーラームーンに何故かいつも助けられてるタキシード仮面ポジ。そんな清霞様は私には許せなかった…。と言いつつ、アニメ第1期は録画保存。


映画、清霞様と新さん(渡邊圭祐さん)は無駄に戦わない。それでも、それぞれが美世を思ってて、2人とも格好良いです。

お家でうたた寝中?に悪夢に苛まれ苦しむ美世を「大丈夫だ!」と強く抱き締める清霞様やピンチの清霞様を助けに行きたい美世に「あなたを守りたい」という新さんはお気に入りの場面です。


無駄に長くなっている小説の必要な部分をピックアップし、主要人物を最低限に切り捨てたり、異母妹や頼りない幼なじみの比重を少し下げてみたりして、清霞と美世の2人の関係に重きを置いているよう。

清霞様のツンデレ具合もいい感じですし、今話題になっている「原作をリスペクト問題」もクリアだなと思っています。改変部分で不明な点も幾つかあるものの、原作を大切に作って下さっていると私には感じられました。


映画館で見終わった時には、いかにも続編が出来そうな終わり方で、出来るなら続編見たいと思いましたが、改めてテレビで見て、続編要らんな、と思いました。