『キス・ミー,ケイト』 | ヅカんげき★Life

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宝塚を中心にした趣味のことをつらつらと書いていく予定です。

実際の観劇から、テレビで見た作品まで幅広く、自由気ままに…。



災害の為、観に行けるかギリギリまで分からなかった、『キス・ミー・ケイト』を観に行くことができました。

コール・ポーターの名曲の数々は耳馴染みがあっても、どういうお話かはよく知らなかったので、観に行けて良かったです。

劇場では、高校時代の友達に数年振りに再会。短い時間しか話せなかったけど、子育て中の忙しい友達と劇場で会えると思ってなかったので、嬉しかったです。
そうして、席に着くと、斜め前に以前の係長が…。やっぱり地元すぎる劇場は知り合いがいるもんですね…。こちらは会いたくなかった…。

お話は、結構、笑ったりして楽しく観たのですが、終わってみると、正直、可もなく不可もなく…な感想しか持てなかったのが、不思議です。
きっと、私が劇中劇の「じゃじゃ馬ならし」をよく知らないせいもかなりあるんだろうなぁ…。何であの最後なのかが、分かるような分からないような…。
何でも知識ってないとダメですね。知識があれば、更に楽しめた筈なのに。

でも、やっぱり、「♪So in Love」は名曲ですね。2幕で松平健さんが歌うのは切なかったです。あの曲、大好きです。
そして、「♪Too Darn Hot」の迫力!
曲自体は前から知っていたのに、あんなに激しいナンバーだとは知らなかったです。

暴れん坊将軍か、マツケンサンバのイメージしかない松平健さんが予想より素敵なお声で、良かったです。
一路さんは現役時代から変わることのない、声量と舞台の上でのオーラは半端ないですね。
さすが、何度も帝劇で主役してる人だなぁ…と。

水さんが可愛く歌ってて、現役時代より歌上手くなってたかも?
顔が好みだった元・雪組の千葉さなえ(涼瀬みうと)さんが美女でした。妃白ゆあちゃんも相変わらず、可愛かったですピンクハート

アンコールで幕が上がった時、カンパニーの皆様が、各地の公演で募金活動してきたのを今日、市長に手渡したという話をして、まだまだ苦労も多いだろうけど、頑張って下さいと仰って下さいました。
自分の立ち位置不明ですけど(笑)、ものすごく嬉しかったし、心から感謝しました。
自分が災害に遭ってみないと何も思わなかったけど、せめて募金くらい、自分の出来ることはしようと心から思えました。

交通網が良くない中、来て、公演して下さった、『キス・ミー・ケイト』のカンパニーの皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。
楽しい一時をありがとうございました。