2021/10/2 参拝ブログ

本住吉神社(兵庫 神戸市東灘区)



いきなりラーメンじゃねーか。



お許し下さい。

朝から健康診断で何も食べておらず、
昼をむかえ、

三ノ宮でふらりと寄ってしまいました。

三豊麺さん。


空きっ腹に汁まで全部流し込んで大丈夫?
的な問題は、この際スルー。

うまし、生き返る。

ごちそうさまでした。



その足で向かった先は、

兵庫県神戸市東灘区、JR住吉駅すぐにある



本住吉神社。

翌週、住吉大社に行く前にご挨拶しておきたかったのと、

こちらの神社、山側に奥宮があり、そちらにも一年ぶりにご挨拶しておきたくて。


境内、参道は工事中でした。


手水舎。
工事中の参道脇にあるためか、
水は止まっていました。

が、手水舎。
どこの神社に行っても、水が流れてなくても
なんとなく寄りたくなるんですよね。



本殿域に入る場所に、左右に門の神。
奇岩窓社・豊岩窓社。


狛犬さん達。


御祭神

底筒男命  中筒男命  表筒男命
神功皇后


神功皇后が難波に向かう途中、船が進まなくなり、御神託のあった四神を祀ったとされるのが、

廣田神社
生田神社
長田神社

そして、この本住吉神社。

昔は海岸が入りこんでいたので、
海岸線近くに祀られたみたいですね。





大阪の住吉大社の場所は、おそらく忍熊皇子との最終決戦の場も近いことから、あらためて祀り直したのではないでしょうか。

また隋、唐、に向かう際には拠点とされたことから、住吉大社は航海祈願に崇敬されるようになったのでは、と思います。




拝殿。


本殿より右奥に
境内社がずらり。


水神宮。


大山祇社と猿田彦社。


合祀社を守る狛犬さん。


合祀社。

天満の神 (学問)
高良神 (長寿)
木花咲也姫 (一願成就)
綿津見神 (海の神)
天水分神 (祈雨の神)
大山咋命 (酒造の神)
大物主命 (金刀比羅の神)
大国主命 (国土経営の神)


菟原稲荷社。



大日女社。




境内社から見た本殿。



御朱印。

ところで、

住吉三神、住吉大神、住吉明神、
と呼ばれる住吉の神様。

祓えの神、航海の神、歌の神
などで崇敬されています。


古事記、日本書紀によると、

伊邪那岐命の禊祓の際に
海中より出現された神様。



ホツマツタヱには少し詳しく記されています。
↓このような五七調で記されていて、
( )は訳文です。


ツクシアワキノ  ミソキニハ
(筑紫のアワキでの禊ぎでは)

ナカカワニウム  ソコツツヲ
(ナカ川で念じ産まれた神、ソコツツヲ)

ツキナカツツヲ  ウワツツヲ
(次にナカツツヲ、ウワツツヲを)

コレカナサキニ マツラシム
(これをカナサキ命に祀らせました)


ちなみに古事記、日本書紀では同じところで
ワダツミの神が産まれますが、ホツマツタヱでは、アツ川でムナカタ命に祀らせた、とあります。


カナサキ様、
ホツマツタヱでは登場するのですが、
古事記、日本書紀ではあまり登場しません。

それが、私的に少し残念で………


住吉の神様の

祓えの神は、
底筒男命  中筒男命  表筒男命

で、間違いないと思いますが、

航海の神、歌の神は、
金折命、カナサキ様

ではないかと……。




そんなカナサキ様を思いながら、

次回、奥宮へ向かいたいと思います。


続きます。