2021/7/27 参拝ブログ

  高御位神社 (兵庫  加古川)  



先日、生石神社の後に予定していた高御位神社の参拝を先送りにしたので、


10日ほど遅れで行って参りました。



高御位山

標高304m。それほど高くはないので、自分のように神社が目的で、登山に慣れてない初心者でも比較的登りやすい山。

ただ登るルートはいくつかあり、播磨富士とも呼ばれ、景観の良さから登山好きの方には、よく知られたお山のようです。


高御位という名もそうですが、

このあたり、前回ブログに書いた生石神社との間だけでも、神様が関連しそうな地名がたくさん。

南側にも荒井神社近くの「御手洗川」や

神様が来られた時にお泊まりになる場所として地名が残った「泊」

などの地名もあります。



生石神社の社記では、反乱を伝えられた
大穴牟遅命、少毘古那命の二神が、賊臣の鎮圧のために神々を集い合わせた場所が
「神爪」という地域だと言われています。



田んぼが続く長閑な道を進んでいきます。

ちなみに、駅前のレンタサイクルの自転車で
キコキコと向かっています。

本当に登山者の人気が高く、駐車場はあるんですが、時期によってはすぐにいっぱいになってしまうんですよね。

いくつか登るルートがありますが、
こちらは、成井登山口。
山頂の神社までの最短ルートの登り口。




山の麓にもお社があります。


狛犬さん。


登山口を守られています。


手水舎。


水は止まっていましたが、
祓って頂くためにご挨拶を。


拝殿。

いつも登山前にご挨拶してから山に向かいます。



境内社。


社務所は、開いている時とそうでない時があり、たまに山頂の神社の社務所だけ開いている時もあります。

いつかこちらの御朱印と御朱印帳も頂きたいと思っていますが、
いつもタイミングが合わず、まだその時ではないようですね。


神社のすぐとなりに、山頂神社への参道があります。

さて、いよいよ登っていきます。


なぜ、いきなり写真が、七丁からになってしまったのか。


それには理由がありまして、

この1つ前の参道入口の写真を撮り、登ろうとした時にですね、

18、9歳ぐらいの男の子2人と女の子2人登場。

どう見ても、神社とも登山とも縁遠そうな、
やんちゃなヤンキー感あふれる4人組。

男A:「誰が山登ろうとか言い出したん?」
男B:「いや、誰も言うてへんやろ、ガハハハ(笑)」

悪ノリ感が満載。
(しかもやたら声がデカイ)


せっかくここまで来たのに、出来れば静かに自分と向き合いたいのになぁ

と思って、足早に七丁まで登っていて、

ハッ!となりました。



登場するタイミングといい、これはなんか意味あると。

しかも声がデカイから、ずっと実況放送を聞かされている感じ。

そこで思い出す最初の会話。

男A:「誰が山登ろうとか言い出したん?」
男B:「いや、誰も言うてへんやろ、ガハハハ(笑)」

もう完全に本人達は気づかず、神様が導かれている感じ。

七丁ぐらいになると、

女A:「これほんまに頂上まで行くのん?ぜったい無理!」
男A:「バリしんどいねんけど!」

文句言いながらも意外と頑張るヤンキー達。


ぜったい登れるよ、神様ついてるから。
と思いながら実況放送を楽しむ自分。


すると、前から下山する小学校低学年ぐらいの娘さん2人とお父さん登場。

お父さんが登山好きで、娘さんも山歩きに慣れてるんでしょうね。
お父さんより先を歩いてきて元気よく挨拶してくれる。

娘さん2人:「こんにちはー!」
自分:「こんにちは!」

山歩きは、こうした声の掛け合いでパワーをもらうことがある。

とか思っていて、ハッてなる。

この後、遭遇するであろう
ヤンキー達のリアクション。

興味津々。



娘さん2人:「こんにちはー!」
ヤンキー男女:「こ、こんにちは」

疲れているところに意表を突かれたからか、
小学生ぐらいの娘さん達の元気さに驚いたのか
声は小さくまばらながら挨拶をしていた。


ただ、次に出会う休憩されていたおじさん2人には自分達から声をかけていた。

ヤンキー組の成長、
そして意外にピュア。

いつしか気にしながら応援する自分。



十五丁、

ここで一気に視界が開けて、パワーをもらう。
ここまで来たら、後は十八丁の頂上までは余韻を楽しむように登れる。

きっと、ヤンキー達、この景色にまずは歓喜の声をあげるはず。
(完全に楽しませてもらってる自分)


ここでヤンキー組に異変。

男A:「あれ?あいつら声せぇへんで」
女A:「……」
男A:「…俺ちょっと見てくる。ここで休んどいて」


辿り着けるのか!?
ヤンキー組。

ここまで来たら頑張れよ。




続きます。