こんにちは、こめだわらです!

今週も今週でスーパー限界社会人でした!

疲労感&疲労感。でも本を読む。

 

 

 

1冊目はこれ!このシリーズ大好きなんですよ。

私は短歌とか俳句とか詩とか、短い言葉で表現する才能がとことんない人間でして、これだけの人が、短歌で日々の気づきや自分の気持ちを表現できることに感動を覚えてしまう。

「私にはその見方はなかったな!」の気づきも、「めちゃわかる……」の共感もどっちも好き。

ただ、「自分とは違う別の人生」にちくりと胸を刺されることもあるので、注意でもある。

別々の歩道橋から電話する歌と燃えてる手紙の歌が特に好き。あと、甘やかしてくれる怪人の歌。ほしいね、怪人……。

 

 

 

小説ではないんですけれど、ちょっと前(結構前?)話題になってた本が図書館にあったので!

作者の想いが伝わる本でとてもよかった。

内容としては入門書という感じかなと思った。主人公と同い年くらいの子どもが読むといいなと感じる。女の子だけじゃなく、もちろん男の子も。

 

 

最近近所の図書館のどこに漫画コーナーがあるかが分かったのでちょくちょく借りてこよう……!

ちなみに今は買った後長いこと積読にしてた宮部さんの三島屋シリーズ読んでる。お…おもしろいな……!(あたりまえ体操)

それでは、また次の更新で!
 

ぎえぇぇぇぇ繁忙期ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!

こんにちは、こめだわらです!!!!!

年中忙しい我が職場ですが、4月は特に死を覚悟します。どうして…どうして……。

そんな中時間を見つけては読んでいた3冊をご紹介いたしまする。

 

 

 

まずはこれ!!この世に蔓延るクズを余すことなく紹介した一冊……。連載が続けば続くほどカレー沢先生が疲弊していってるのがよくわかる。そう、この世にイラっとすることは多々あれど、そういう人々を「クズ」と言ってしまうのって抵抗あるよね(抵抗あってほしいよね)という本だった……と思う。

大事なのはほどほどの寛容。あと休養。その人がクズに見えるかどうかは自分自身のコンディションも大きくかかわっているのだなあと改めて思いました。

前回も言ったけど、私はカレー沢先生の語彙が好きでして、今回なんか噴き出しちゃったのが「子守歌ハートのギザギザ」と「寝耳にウォシュレット(強)」でした。

 

 

 

続いてはこちら。

えっっっ!?この名作を読んだことなかったの!!!???

はい、すみません。読んでませんでした。

本当に本当に海外文学を通ってきてなかったこめだわらです。「よっしゃ読むぞおらぁぁぁぁ」と決心して手に取りました。

むっっっっずかしくない!!??

えっ、これちゃんとみんな理解しながら読めてるの!!!??という話でした。いや、これは大変なことですよ。わかったふりして読んじゃいけないやつだ……と姿勢を正しました。

難しい……んだけど、作者の「これを伝えたい!伝えたい!!」っていうのは分かんないながら伝わってきた。

7章で、花のトゲは何の役に立つの?って話をしたときに、王子さまがハチャメチャに怒るじゃないですか。私あそこが一番好きなんですよね。大人になることへのどうしようもない怒りみたいなのがすごい伝わってくる。(という解釈であってるのかは分らんが)

もっと人として成長したらもっかい読み返そうと思いました。

 

 

 

 

最後はこれ!!

以前読んだ小手毬るい先生の『ある晴れた夏の朝』という作品がとてもよくてですね。その小手毬先生が文章の書き方について書いた本ということで「読まねば!!!」と手に取りました。

内容としては、文章の書き方に悩む若者たちから寄せられた質問に小手毬先生が答えていくという本なんですが、めちゃくちゃちゃんと答えてくださってるのでYA向けの本ではありますが大人も読むといいよ!!

文章を書くという行為の可能性にも限界にもどちらにも言及されている。

思ったこと、考えたことを全部正しく言葉にするのって無理なんだよなぁ、そしてその言葉にできないもやもやも大事にしないといけないんだよなぁと思うことがたまにあるので、とても共感しました。

あと意見がなければそれは生きた言葉にはならないから言葉にするべきじゃないっていうのも。心に留めていこうと思います。

 

 

それではこめだわらは繁忙期に戻ります。

また次の更新でお会いしましょう!

こんにちは!こめだわらです!!

なんかそろそろプロフィール画像がデフォルトの状態なの恥ずかしくなってきたな……。近いうちに新しいのにかえます~

 

今回は図書館で借りてきた本2冊、感想書いていきますね!

 

 

 

1冊目はこれ!!カレー沢薫先生、好きなんですよね……。「ひとりでしにたい」も「なおりはしないが、ましになる」も毎回楽しく(?)読んでます。すごいなんか……センスのあふれる方だと思っている。あと頭も良い。そんでもって何がすごいかというと、お説教くささがないところ……。読んでも「私が悪いんだ……」とならない本という点で、生活の片隅に入れるのが苦にならないのですよね……。私は職場ではコミュニケーションとるの苦手なタイプというか、職業柄、同僚がめちゃくちゃ喋る方だったり自分の意志をしっかり持ってる方が多いので、相対的に「つまんねー奴」になりがちなのでして、それで悩むことも多いんですけど、この本は「自分が楽しませたいと思う人間の前以外では「つまらない人間」ぐらいでいるほうが良いのではないだろうか。」(174ページ)とアンサーをくれるのでだいぶ気が楽になった気がする。

あと、カレー沢先生の文章のテンポや言葉選びが私にとってはとてもツボ…毎回ふきだしてしまう。「かげおくりなどの無二の趣味」???????

 

 

 

続いてはこれ!私は幼少期「忍ペンまん丸」というアニメが大好きで、今でも疲れた時にみては元気をもらってるのですが、(アマプラで配信しとるで!)主人公まん丸ちゃんを演じていた池澤春菜さん!(「とっとこハム太郎」のロコちゃんって言った方が分かる人が多そう)と、その御父上、池澤夏樹さんが、本について語りまくる、という本です!!

そう、池澤夏樹さんと池澤春菜さんが親子だったことを最近知ったのだ、わたしは……。苗字一緒やな…とは思っていたのだけど、まさかだったわ……。

これはほんとにすごい本です!あんだけ本を読んでて、全部ちゃんと内容覚えてるのがすごい。あと紹介された本全部おもしろそう!ものすごい数の本を読んだうえで紹介されている本たちなので安心感がある。あとつまんなかった本とか「足りないな」と思った本についてはちゃんとそう書いてあるので、それも安心感。ジャンル別に本の話をしているので、それぞれのジャンルに対するお二方の考えが分かるのも面白いなと思った。

前回も言ったかもだけど、私は海外の文学あんまり通ってきてない人なのですよね。児童書は割と読んでたかな、『ダレン・シャン』とか『ジェニファーと不思議なカエル』とか面白かった。(『ハリー・ポッター』は読み損ねたけど、この本で池澤さんたちが「翻訳がよくない」って言ってて笑ってしまった) けど、この本で日本までやってくる本は翻訳という壁を乗り越えた本たちだから基本的にはずれがないとおっしゃっていて、そういや洋画もそうだよなーと納得した。読もう、海外の文学を。

 

ということで、カレー沢先生と池澤春菜さんの本はまた借りてきそうな感じです。

来週から仕事が繁忙期に入るので低浮上になると思います!!!がんばれ私!!!!

それではまた次回の更新で!

こんにちは!こめだわらです。

突然ですが、私は図書館が好き!!!!!!!

図書館内を歩き回ってる時の、「こ…ここにある本、全部無料で読んでいいのぉ……!?」という興奮と感謝が入り混じった感情……図書館ってすごい。作ってくれた人ありがとう。

ということで、今回は図書館で借りてきた本ですーーー

限界社会人なので、実は図書館で本を借りてきても2週間じゃ読み切らんのです……。だから図書館で借りる本は基本的にじっくり読み込む系のものではなく、写真とか絵とか多めの、ぶわーーーって読み切れるものを選んでしまいがち。

あと、自分で本買うとどうしても9類に偏るので、違うジャンルの本を読もう……という気持ちの表れでもある。

ということで、借りてきた3冊をぶわーーーっと読んだのでご紹介しまする!

 

 

 

私が住んでいるところは自然に囲まれし田舎ですので、花は割と目にすることが多いです。が、名前が覚えられない覚えられない。花が好きなマミーに「この花はなんでしょう?」と突然お花の名前当てクイズを仕掛けられることも多いのですが、「テッポウウオ……??」と答えるのが精いっぱい……。そんな自分を変えたく、借りてきた本です。(????)

この本は、花の解説がめちゃくちゃ丁寧だな!!!と思いました。花言葉の由来が、歴史上のどんな出来事からきたのか、神話のどこからきたのか、みたいなことがちゃんと書いてある。何事にも物語を求めてしまう私のごとき人間にはピッタリですね!!

イキシアという花の花言葉が「君を離さない」で、何なに?素敵じゃ~んと思ったら、「ネバネバした液に由来しているようです」って書いてあって笑った。

 

 

 

片づけが……苦手です……!!職場のデスク、ごちゃついてます……!!!!

うちの職場は年度が替わると席替えがあるので、これを機に片づいてるデスクをつくろう……!と思い、借りてきました。

できそうなのもそうでないのもあるけど、著者の方が基本「机の上汚い民」に寄り添った書き方をしてくださっているので、泣きながら読みました。

モチベーションはあがったので、とりあえずできることからやってみよう……!まずは不要なものを取り除く大作戦……!!

 

 

 

 

世界の名作……意外と読んでないんだよな……

イラストが可愛い!!!!あと絶妙にあってるんだかあってないんだかよくわからんあらすじが良いですね!!巻末にちゃんとしたあらすじも載ってるので最後に答え合わせができるよ!!!!

だいたいなんか心惹かれたものが全部ディストピア小説でした。わからんでもない(私の癖)

「ユードルフォの秘密」が一番面白そうだなって思った!!!「『妖怪ウォッチ』のゴシックロマンス版」???????

 

それでは今から返してきます!!!!!!!!

次回更新でお会いしましょう!!!!!!!!!

 

 

 

 

最初がこれぇぇぇ!!???

って感じがするけども。これです。私はホラー小説が好き……。びっくり系が苦手なので、映画はだめなんですけど、小説はいいよね。自分で調整しながら読めるからね。

ホラー小説大賞短編賞の今までの受賞作を収録したアンソロジーらしい。私があまりにも日々ホラー作品を検索しているのでぐーぐる先生が気をきかせて紹介してくれました。ありがとう。

一番古いので1995年の受賞作が載っているので、つまりは不朽の名作を集めたアンソロジーということよね。お恥ずかしながらすべて未読だったのですけども……!ホラー小説好きを名乗るな。

 

そんなこんなで読みましたが……「こわい」にもいろいろあるのねぇ~~~!!!!!という感想。

描写力高すぎて「グ……グロい……」と薄目で流してしまったところもある(すまん)

あと割とセクシ~なシーンも多く、ホラーとセクシ~は切っても切れない仲なんだなと思いました。そんなことはない。

一応ざっくりと各短編の感想をば……

 

「玩具修理者」

ぐ……グロいよ~その①

最初これどんな話??と思ってたら最後の最後で……。道雄はこれからどうやって生きていくんだよ……。

 

「D-ブリッジ・テープ」

グロいよ~その② グロいというか、痛そう……

痛いよ~~と思いながら頑張って読んでたんですけど、エリハが出てきたところから私の好きな感じになってきて大変よかったです。ネンとエリハ……いいよな……。

 

「白い部屋で月の歌を」

う……美しい……。私はこの本の中だと一番好きかも。

よその世界を知らない制約の多い霊能者の話かと思ったら、そんな生易しいもんじゃなかった。

そんなこと知らないはずなのに「除霊ってこうするんだ……」と思わせられる世界観のつくりこみもすげぇな…。

斧のシーンからの畳みかけがすさまじいんですけど、ジュンの正体が明かされたうえで、「歩きます」で締めくくられるの、本当にお見事……

 

「お見世出し」

ザ・王道!って感じの話。小梅ちゃんがパワフルでかわいい。

最後のアレはいろんな解釈ができるけど…小梅ちゃんは助かっていてほしい……

 

「余は如何にして服部ヒロシとなりしか」

ベストオブ謎。私は一体何を読んだんだ…??という気持ちになりました。

あと一番セクシ~だった。目のやり場に困る~~!!!!!!

 

集成2も今日読み終わったんで、近いうちに感想書きます!!!!!!!