最初がこれぇぇぇ!!???

って感じがするけども。これです。私はホラー小説が好き……。びっくり系が苦手なので、映画はだめなんですけど、小説はいいよね。自分で調整しながら読めるからね。

ホラー小説大賞短編賞の今までの受賞作を収録したアンソロジーらしい。私があまりにも日々ホラー作品を検索しているのでぐーぐる先生が気をきかせて紹介してくれました。ありがとう。

一番古いので1995年の受賞作が載っているので、つまりは不朽の名作を集めたアンソロジーということよね。お恥ずかしながらすべて未読だったのですけども……!ホラー小説好きを名乗るな。

 

そんなこんなで読みましたが……「こわい」にもいろいろあるのねぇ~~~!!!!!という感想。

描写力高すぎて「グ……グロい……」と薄目で流してしまったところもある(すまん)

あと割とセクシ~なシーンも多く、ホラーとセクシ~は切っても切れない仲なんだなと思いました。そんなことはない。

一応ざっくりと各短編の感想をば……

 

「玩具修理者」

ぐ……グロいよ~その①

最初これどんな話??と思ってたら最後の最後で……。道雄はこれからどうやって生きていくんだよ……。

 

「D-ブリッジ・テープ」

グロいよ~その② グロいというか、痛そう……

痛いよ~~と思いながら頑張って読んでたんですけど、エリハが出てきたところから私の好きな感じになってきて大変よかったです。ネンとエリハ……いいよな……。

 

「白い部屋で月の歌を」

う……美しい……。私はこの本の中だと一番好きかも。

よその世界を知らない制約の多い霊能者の話かと思ったら、そんな生易しいもんじゃなかった。

そんなこと知らないはずなのに「除霊ってこうするんだ……」と思わせられる世界観のつくりこみもすげぇな…。

斧のシーンからの畳みかけがすさまじいんですけど、ジュンの正体が明かされたうえで、「歩きます」で締めくくられるの、本当にお見事……

 

「お見世出し」

ザ・王道!って感じの話。小梅ちゃんがパワフルでかわいい。

最後のアレはいろんな解釈ができるけど…小梅ちゃんは助かっていてほしい……

 

「余は如何にして服部ヒロシとなりしか」

ベストオブ謎。私は一体何を読んだんだ…??という気持ちになりました。

あと一番セクシ~だった。目のやり場に困る~~!!!!!!

 

集成2も今日読み終わったんで、近いうちに感想書きます!!!!!!!