渡邊雄太B1千葉ジェッツと契約合意 | 米の心

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強化試合でも盛り上がりを見せているパリ五輪男子バスケ。本当に東京五輪以降あたりから盛り上がり、熱というのを非常に感じますね。

そのパリ五輪日本代表に選ばれた日本人最長の6年間NBAでプレーをした渡邊雄太選手ですが、噂をされていたB1千葉ジェッツとの契約合意に至ったとのことです。渡邊選手には、地元の香川のチームも含めほぼ全てのチームがオファーしたと言われています。まぁ地元の香川のチームはB3ですから、トップリーグであるNBAでずっとプレーをしてきた渡邊選手を獲得するのは少し環境が難しかったように重もいます。

多くのチームが獲得に動いたというわけですが、渡邊選手は日本人でトップクラスの能力があり、NBAで通用するレベルの選手が外国人枠ではなく日本人枠としてキープできるというのは非常に魅力的です。人気も高く、高いサラリーとなったとしても、戦力的にも商業的にも非常に優れており、多くのチームが取りに行ったというのも当然かもしれません。

その中で30という年齢で、NBAでのロールプレイヤーとしての役割ではなく、自分のプレーをもっと楽しみたいという中で日本への復帰を選択したわけですから、それに伴うチームの状況があるところを選択したということなのかなと思います。その上ではやはり代表でも一緒にプレーをしている富樫選手などがいるというのは大きかったかと思います。

千葉ジェッツは他にも補強に積極的に動いており、来季非常に楽しみなチームの一つではないでしょうか?

NBAで現役で活躍した渡邊選手がBリーグでプレーするということもあって、Bリーグの盛り上がりというのはますます熱を帯びるのではないかと思われます。交通の便や人の多さを考えると、ソールドアウトなどになる可能性もありそうですね。

私自身、Bリーグの試合はそれほど見てませんが、渡邊選手がプレーするというのであれば間近で見てみたいなと思いますね。バスケの魅力は様々にありますが、トップ選手の迫力のあるプレーを観れるというのはやはり魅力的であり、富樫選手といった代表クラスの選手を擁するチームとなればなおのことです。

富樫選手の圧倒的なスピード、パスセンスからの渡邊選手のフィニッシュなんかもうたまったもんじゃないと思います。

国内リーグであるBリーグがますます盛り上がりを見せれば、バスケ熱というのはもっと加速していくかと思います。

もともと高校や中学のスポーツでは、サッカー、バスケ、野球はスポーツどころでの人気な定番でした。しかし、プロとなると野球がかつては中心的であり、サッカーなどもJリーグ発足後盛り上がりを見せるようになり、海外でプレーする人も多く現れるようになりました。

そんな中でバスケのプロリーグは歴史が浅く、また、様々に混在していた時期もあり、出遅れていた印象があります。

その中でBリーグとして統一し、トップリーグのチームであるためには高いハードルを設けることで、ビジネス的な意味合いでもきちんとアプローチをしてきている印象がありますね。この辺りむしろ昔からあるプロ野球などの方が意識が遅れている印象があります。きちんと球団経営というところを考えていくというのが野球は抜けているチームも少なくないですね。

そして、Bリーグが成長し、日本代表も成長し、NBAに挑戦する選手が現れるようになり、この5年くらいの間で凄まじく盛り上がり、成長というのを見せているように思います。

その中で、渡邊選手のBリーグ入りは起爆剤としてより大きなトレンドを生み出してくれるのではないでしょうか?

怪我が多いという点で少し心配ですが、全力でハッスルする渡邊選手のBリーグでの活躍今から見たいですね。

バスケは田臥選手であったり、富樫選手であったりが、パイオニアとなり、そしてその道を開いてきました。渡邊選手もそうなんですが、プロのリーグがかつてなかったからこそ、彼らはバスケが好きだし、よりバスケ界が良くなっていってほしいという思いがあるように感じます。

単純に自分のことだけを考えるのであれば、NBAでプレーを続けるという選択肢もあったかと思いますし、実際契約はあったわけですが、それでもBリーグを選択した。代表でのプレーからも感じる日本バスケへの思いというのをどこか感じる行動でもあります。

責任感や思いを非常に感じる渡邊選手ですから、今回はジェッツに加入でしたが、その後あるいは晩年に地元の香川でプレーするといったことも選択するかもしれません。

日本のバスケ界におけるパイオニアたちの一人である渡邊選手のこれからのBリーグでの活躍に期待したいですし、応援したいですね!