1月26日に今年のセンバツ甲子園の出場校の発表がありました。出場校は以下の通り
北海道
北海 北海道 3年ぶり14回目
東北
八戸学院光星 青森 5年ぶり11回目
青森山田 青森 8年ぶり3回目
学法石川 福島 33年ぶり4回目
関東・東京
常総学院 茨城 3年ぶり11回目
作新学院 栃木 2年連続12回目
健大高崎 群馬 2年連続7回目
中央学院 千葉 6年ぶり2回目
関東一 東京 8年ぶり7回目
山梨学院 山梨 3年連続7回目
東海
豊川 愛知 10年ぶり2回目
愛工大名電 愛知 12年ぶり10回目
宇治山田商 三重 16年ぶり2回目
北信越
日本航空石川 石川 4年ぶり3回目
星稜 石川 2年ぶり16回目
敦賀気比 福井 4年連続11回目
近畿
近江 滋賀 2年ぶり7回目
京都国際 京都 3年ぶり2回目
京都外大西 京都 18年ぶり7回目
大阪桐蔭 大阪 5年連続15回目
報徳学園 兵庫 2年連続23回目
耐久 和歌山 初出場
中国
創志学園 岡山 7年ぶり4回目
広陵 広島 3年連続27回目
四国
阿南光 徳島 32年ぶり2回目
高知 高知 3年連続21回目
九州
東海大福岡 福岡 7年ぶり3回目
熊本国府 熊本 初出場
明豊 大分 3年ぶり6回目
神村学園 鹿児島 9年ぶり6回目
21世紀枠
別海 北海道 初出場
田辺 和歌山 76年ぶり3回目
毎年なぜこの高校がということで話題にもなるセンバツ、まぁ出場校が選抜されるという形なのでそのあたりは仕方ないかもしれません。
21世紀枠は北海道の別海と和歌山の田辺となりました。和歌山の田辺が出場することになり、耐久も県立ということで市和歌山以外の公立が2校和歌山から出場という形になっています。
今回の出場校をみますと、常連といったところも多い中で久々の出場となる高校も結構多いですね。
東海勢については、全校が10年ぶり以上となりました。愛工大名電が12年ぶりというのはちょっと意外でしたね。愛知勢では4強にいる高校という印象も強かったので。
今回は全32校の出場ではあるものの、21世紀枠が1校限、そのほか東北、東海が1校増、中四国に関しては、中四国1枠というのがなくなる形になりました。
星陵が神宮大会で勝ったことにより、北信越が1枠となり、それによって被災地の石川が出場枠を手に入れることができたといったところでしょうか。
大阪桐蔭や星陵、作新や広陵などの前評判が高い今大会の出場校ですが、飛ばないバットになっての初めての大会ということでなかなかどうなるかは気になるところです。
そもそも春のセンバツは投手力がある高校が有利といわれています。
理由としては、冬の対外練習試合が認められていないため、投手のデータが少ないというのはあるかもしれません。
その中で、近年では振れる高校が多くなり、バッティングの強いところが結果を出すという流れもありました。大阪桐蔭あたりからでしょうか。それもまた、飛ばないバットになってどのような変化が出てくるかという点は注目かと思います。
よりスモールベースボールがという話もあるでしょうし、投手力が高いチームが有利かと思いますが、個人的には機動力といった点も注目したいですね。
今回出場が決まった高校の健大高崎はかつて、機動破壊という形でブレイクした高校です。
健大高崎が今もそうであるかは知りませんが、投手有利になったからといって、捕手の肩が強くなるわけでも、揺さぶりが効かなくなるわけでもありません。むしろ、よりミスなどを攻める走りというのは重要になりますし、それは投手へのプレッシャーとなります。
飛ばないバットになって、すぐ野手が順応できるかといえばそうではありませんが、機動力を生かした戦い方をそれは否定することには繋がりません。
他の高校であればシングルヒットで終わるところを、ちょっとした隙をついて二塁打にする、そういった基本があるとないとで得点効率が大きく変わってくるのではないでしょうか?
その意味で、機動力、守備そういったところの意識というのが非常に重要な大会になりそうな気がしますね。
さて、32校がどう戦うのか、組み合わせが重要となりそうですが、センバツ素晴らしい試合を期待したいですね。