MLBで活躍しているダルビッシュ投手が日米通算で400登板達成しました。400登板を勝利で飾ることはできませんでしたが、今シーズンは非常にいいシーズンを送っていますね。
MLBは日本より試合数が多く、先発の登板間隔が狭いので日本より登板機会というのは多くなります。ただ、それは中4日ローテでシーズンを守れるだけの実力があるのであればという話になります。
ちなみに現役で登板数が一番多いのはNPBでは宮西選手になり800登板を超えます。これは、宮西選手は中継ぎであり、毎年50登板をするような選手ですが、それでもこの登板回数というのはやはり素晴らしいといえます。
では、中継ぎを除き、先発での登板回数はとなると、現役トップはこの間3000投球回数を達成した石川選手になります。
能見投手のように中継ぎと先発どちらもしている投手もいますがほぼ先発だけとなるとそれに続くのは楽天の涌井選手であり、464登板となっています。ちなみに涌井投手は2576投球回数を超えており、数年ローテを守れば3000投球回数を達成できる可能性がある投手と言えます。
NPBにおける現役の登板回数トップ20にほぼ先発で入っているのはこの2名のみです。ちなみに20位は広島の中崎選手で389登板となっていますから、ダルビッシュ投手の400登板というのはそれをほぼ先発のみにかかわらず上回っているというのはなかなかの数値といえます。
ちなみに400登板を達成したダルビッシュ選手ですが、投球回数でいえば、NPBで1268.1、昨年までのMLBで1293.1登板しています。今年はこれまでに128.1投球回数を達成しており、合計で2690投球回数となっています。
涌井投手とダルビッシュ投手は同期になりますが、同期の投手がこの歳でもともにチームの中心であるというのもすごいですね。
ダルビッシュ投手は37歳で現役をやめるという発言をかつてしたことがあります。
ということは来年までとなるでしょうか?
来年までとなると来シーズンをフルで活躍したとしても、3000投球回数を達成というのは難しそうです。
記録的なことで言えばどうなるかとなりそうなのが日米通算勝利数。NPB時代に93勝、MLBでこれまで89勝しているダルビッシュ投手ですが、日米通算200勝まで残り18勝となります。
18勝来シーズン全てとなるとちょっとそれは難しそうですが、今シーズン後4〜5勝勝ち星を増やすことができれば、日米通算200勝も来シーズン達成できそうな数値になります。
正直今年、昨年の活躍をみると、まだまだ現役を続けられそうですが今後どう判断をするのか注目です。
400登板したダルビッシュ投手ですが、こうしてみると400登板ほぼ先発であるということそのものがなかなかの大記録であるということが言えます。
イニング回数とともにどれだけ登 板したのかということについてももっと評価されてもいいように思いますね。