麻疹の発生率は過去4年と比較しても、かなり多く報告されています。また風疹も都内では今年になって3月末までに340件ほどのの報告がされています。麻疹は感染後10〜12日の潜伏後に風邪症状発症し2〜3日後には高熱と発疹が出現します。重篤になると脳炎、肺炎の発症もあります。風疹も感染後2〜3週間の潜伏後に発熱、発疹、リンパ節の晴れなどの症状が出現します。妊娠初期に感染すると赤ちゃんが先天性心疾患、白内障、難聴などの先天性風疹症候群を発症する可能性が有ります。感染予防にはワクチンが有効です。過去に麻疹、風疹ワクチン予防接種受けてない方、不明な方、抗体検査値の低い方はワクチン接種を積極的にお勧めします。