特養の駐車場に車を停めたら、続いて入ってきた車の運転手が降りてきて、まだ車内にいる私に何か言いたげ…。
な、何?
私あなたに何かした?
あおり運転?
そんな事してな〜〜〜い (つД`)ノ
でも、ニコニコしているその人と目が合ってしまったからシカトするのも…と思い、降りて
何か?
と言うと
「ワタシ、ニホンゴ アマリ ワカリマセン」
と前置きをされ、A4サイズのクリアファイルに入った物を見せられた。
南米系の顔立ちの男性。
「ココニ イキタイ。コノチカクデスカ?」
それは、特養の近くの○○予防健診センター。
母の特養は、その人が言う予防健診センターや同系列の総合病院、大学、いくつかの介護施設が集まっているところのひとつ。
確かに近くなんだけど、行き方を説明しずらい。
高い木が邪魔で、建物も見えないから余計に説明出来ない。
日本語もあまりわからないって言うけど、しっかり日本語はしゃべる男性。
この木…ツリーの向こうにカレッジがあります。
「カレッジ」
その隣にホスピタルね。
「ホスピタル」
アンド オーバーゼア。
合ってるか…?
「オォ オーバーゼア」
頭に浮かんだ単語と身振り手振りの私の説明、通じた…?
…か、どうかはわからないけど、
「アリガトウ」
と言って、逆方向へ行った…。
やはり通じてなかったか?
それか、元来た道へ戻って、カレッジやホスピタルを目指したか…。
行ってしまってから、グーグルマップでも開いて説明すればよかったと後悔したけど、後の祭り。
自分の英語力の乏しさに、情けなさを感じたひと時だった。
学生時代に英語の成績は悪くなかったんだけどなぁ。