深夜の寺町通り 一保堂。
52日間は長かった。
滞在の環境にもよるだろうが、半ば過ぎから「勘弁してくれ」と言う心境。
理由は別の機会に書けたら書こうかと思う。
写真だけはどっさり撮った。「日本は写真家の楽園」なのだそうだ。同意。
京都はどんどん変わって行く。
お年寄りが亡くなって世代が交代、古い町並みは新築家屋とマンションに。
個人店舗はコンビニと大型ショッピングセンターに集約されてしまった。
その代わりでもなかろうけれど、住宅地にお洒落な飲食店が現れる。
センチメンタリズムと言われても、昭和世代には淋しい光景だ。
けれど、庶民の生活はそんなものだろうと思う。古い物が消えて新しい物が生まれる。
伝統、文化は淘汰されながらもちゃんと生き残っている。
それで良しとしなければ。
さて、その庶民の里帰り帰国。消費税8パーセントは痛かった。
あれとこれとをレジで精算してもらう度に痛かった。5パーセントとの差は大きい。
5パーセントは暗算できる。8パーセントはちと難しい。なので、覚悟ができていない。
いっそ10パーセントなら覚悟がし易いけれど、ならば「買わない」という選択も。
個人店舗が数を減らしたせいなのか、景気の浮上感がないせいなのか、街が静かだ。
その反面、観光名所は芋の子を洗うような賑わい。外国人の姿の多い事。
ただし、昨今取りざたされる外国人観光客のマナーの悪さは特に目にしなかった。
レンタル着物で大はしゃぎ、大股闊歩、自撮り棒位は大目に見ていいと思う。
三月十八日に帰国して京都に落ち着いたのが四月のはじめ。
桜は満開を過ぎて散りはじめ、あれよあれよと言う間に若葉の頃に。
そして熊本の大震災。東日本の震災の時も丁度帰国していて、記憶が蘇り肝が冷えた。
被災地の方々には今もご苦労が続く。日本は地震列島。他人事ではない。
消費税は先送りではなく、凍結。
安倍さんの外交力は神がかっているとさえ思うが、経済政策は弱い。
そして継続的で大幅な財政出動。自衛隊の明確な合憲化。
熊本の震災が教えてくれているではないか。
