ゴールド・コースト。 空港ビルの外に出たのは初めて。
景色は南国らしいが寒かった。震えながらタバコを二服。
ブリスベンも雨模様。空港から市街を遠くに眺める。
日が暮れてきた。日本を出てからすでに20時間経過。
みなさん、お世話になりました。
記事もろくに揚げられず、コメント返信遅く、メッセージもお待たせしたまま。
にもかかわらず、訪問して下さっていた方々に心から御礼申し上げます。
お忙しい中お見舞い、励まし、お気遣いのメールやメッセージを下さった方々。
遠い所をはるばる訪ねて下さった方々。お礼の言葉もありません。
生きていればこそ、縁あればこその幸せです。
さて、6月29日には午後3時に迎えのタクシーに乗り込んで京都駅へ。
荷物の移動に便利なリムジンバスで関空に到着、無事にチェックイン。
ゴールドコースト行きの便は8時50分、これも無事に搭乗できました。
早朝ゴールドコーストに到着しましたが、オークランド行きの便が欠航。
一旦オーストラリアに入国してからブリスベンへ移動、夜の便に乗れとの事。
ビザは航空会社が手配してくれましたが、荷物は自分で運ばねばならない。
荷物.....。10キロから30キロまでの荷物が9個あります。
じーちゃんは自分で歩けるくせに、手配された車椅子でご機嫌です。
空港スタッフの助けを借りてリムジンバスでブリスベンに到着まで7時間。
ところが、手配済みのカンタス航空の代替便にじーちゃんの名前が無い!
ここでオークランドに居る娘から電話がかかってきました。
娘も私たちの便の欠航を知り、ついで、カンタス便の不都合も知ったようでした。
娘の調べによると、じーちゃんのみ翌日早朝のエミレイツに手配されている。
そんな馬鹿な。航空会社に掛け合うからそちらはそちらで頑張れとの事。
よくある事、とは言いません。しかし、あっても不思議はない出来事です。
手際の悪さ、気の利かなさ、責任の所在の無さ。日本以外の国では当たり前。
呑み込んだが最後、諦めたが最後、どこまでも理不尽な目に遭います。
特に白人圏では自分が黄色人種だと言う事実を思い知らされる羽目に。
まずは落ち着いて理路整然と当然の権利を申し述べる事。
始めは主張、と言うよりも申し述べる、が良さそうです。
次にはお願いして見る。何とかなりませんかねえ...。
最後は断固譲らず主張する。激昂はダメですよ、即、警備員を呼ばれます。
チェックインカウンターで粘る事約1時間半。
娘による電話攻勢と私の粘りとどちらが先に功を奏したかわかりません。
娘のOKの電話と二人分の搭乗手続きが済んだのが同時でした。
車椅子を押しましょうと申し出てくれたカンタスの職員を待たせて、
ビル外のタクシー乗り場で一服しながら撮ったのが上の夕焼けの写真。
白人社会の非効率と無責任に言及した限りには私もフェアであらねば。
彼らは弱者には実に親切です。老人、子供、妊婦、病人、障害のある人。
そのうち三つまで当てはまるじーちゃんは車椅子で終始快適にしていました。
そして、どれひとつ当てはまらない私は....。
真冬の南半球、半袖に七分ズボンで汗びっしょり、荒い息を吐いていたのでした。
1日の零時を過ぎてオークランドに帰り着き、約4ヶ月ぶりの我が家。
庭は草茫々、9個の荷物から出てきた衣類、日用品、食品はまだそのまま。
あと一日はこのままでぼんやり過ごさせてもらいます。
ありがとうございました!


