うちのドラ娘にもこんな日が来るのかな?
社会が豊かになり、複雑、情報化するにつけ、「結婚」は必要不可欠、
という通念も薄まりつつあります。それでも「結婚したい」という人は無くならない。
私は20代前半で結婚しましたが、友人夫婦が学生結婚していましたので、
「自分は行き遅れるんじゃないか。」という心配で焦りました。
今から思うと何を考えていたのやら。
本音は一刻も早く自分の家族が欲しかった、それに尽きると思います。
生きとし生けるものは「種の保存」のために生きていると行っても過言ではない。
男性はできるだけ沢山の「種」を蒔こうとし、女性は「種」を守り育てる。
男性の場合はそのための適齢期が長く、女性は男性よりは短い。
で、忘れる位遠い昔に適齢期を過ぎてしまった私が言うのもなんですが。
ホルモンです。種の保存です。本能です。そして、DNAです。
肉体が成熟すれば次の世代を残したくなるのは当たり前。
次の世代が育つ環境を考えてお互い相手を選ぶのも当たり前。
環境には社会的環境もあれば、遺伝的環境もあります。
社会的環境は経験が選び、遺伝的環境はDNAが選ぶ。
そして、結婚。もしくはカップリング。もしくはシングルペアレント。
さて、一対一になって見ると予期に反して、.という事も多々ありますね。
こんなにだらしない女とは思わなかった。....まさかこんなに自分勝手な男とは。
思いやりがなさ過ぎるじゃないか。.....自分の子供の事をどう思ってるの!
ヒステリーを起こすのやめてくれ。.....自慢話ばっかり、聞きたくも無いわ。等々。
よくお考え下さい。あなたは彼女の足が美しいと思って恋におちたのではありませんか?
あなたは彼の教育が高く、博識である事に惚れ込んだのではありませんか?
それ、今でも同じでしょう?騙されたと仰るなら失礼ながらそれはあなたの落ち度。
DNAさんに間違いはないのです。あなたの子孫に必要なものを、
DNAさんは素早く、確実に選ぶのです。
しかし、DNAさんのお指図通りに相手を選ぶ事と結婚生活を全うする事は話が別。
思い違いを正し、お互いのよい部分に目を向け、情を育てる、これ、理想。
とは言え、どちらかに全くその気がない、もしくは両方になければ成立しない話。
DNAさんはあなたの「幸せ」までは面倒を見てくれません。
人間はその気になればどのような事からでも学びます。
上手く行かない結婚生活から学ぶのも人間の素晴らしさ。
そしてどんな人間でもいずれは変わる。変わらざるを得ないのです。
なぜなら「死」というものは確実にやってきて、全ての人間の前にありありと姿を見せる。
「死」の前には、何人たりとも我が身を省みず、不真面目ではいられないのです。
もし仮に私が元ダンナと今も一緒に居り、
長い年月の末にどちらかの寿命が尽きる日が来たとします。
「今までいろいろ苦労をかけたね、ありがとう。」という言葉は聞けるでしょう。
その一言のために一生を費やすのも一つの選択ではあります。
が、しかし......今の自分にある心の平穏。それと引き換える気持ちは絶対にありません。
幸せそうな若いカップルを見るにつけ、
「あ、DNAさんとホルモンさんがいい仕事をしているな。」と思います。
それがなければ人類は絶滅です。
うちの娘にも種の保存に一役買う日が来てくれればいいな、とも思います。
そして、カップルで心の平穏を見つけるもよし。一人になって見つけるもよし。
心の平穏無くして終えるには人生はあまりにも長すぎ、
心の平穏を楽しむには人生はあまりにも短すぎるのですから。
