馬のアスリートたちを間近に見るパドック。
競馬場に来るいちばんの目的は馬を見ることだったのか。
フィールドを爆走する美しい馬を見るのは、大リーグで野球選手の好プレーを楽しむのに似ている。
ビギナーズ・ラックってあるんですね。
↑3番と14番の二頭を単+複で百円ずつ買った。
特定の馬をこんなふうに買うのを「応援馬券」と言われ↑「がんばれ!」と印刷されるので、通称「がんばれ馬券」なのだそうだ。14番の馬が一着だったので200円⇒350円になった。が、3番の馬は入らなかったので200円は没収。都合マイナス50円だが、いちおうビギナーズ・ラック(^^)
14番を買ったのはルメール騎手だったから。
彼の名前は一般のニュースで報道されたので知っていた。
※武豊との関係を書いたNippon.comページにリンクします
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「競馬行きませんか」と誘われたのは二日前。
やること山積の年末だが、まったく知らない世界を見てみたくはあった。
12/14船橋法典駅朝10時に待ち合わせ。
改札を出てすぐに入場券を半額+QUOカード500円プレゼントを宣伝していた。
はじめて登録した人向け。
すぐに登録・入場券購入した。
今日の入場券200円が100円になった。
「有馬記念の日の入場券はネット購入しかできません」
料金は1000円!
そこから長い地下廊下を歩いていた。
壁には馬のデッサン。
けっこう長く歩いて入り口。
左に皐月賞、右に有馬記念の優勝馬のパネルがずらりとならぶ。
皐月賞の一回目は1939年。
いや、人と馬のつながりは何千年も続いている。
競馬=馬を競わせる行為には良い馬を育てるという目的がある。
ギャンブル以上のもの。
とはいえ、数百円でも賭けることで良い馬を探す行為が自分事になる。
どうやって馬券を買うのかおしえてくれる「基本コース講習」を受けた。
11:35十二名ほどで満席の部屋に着席。
我々の他は女性二人組ばかり五組だった。
↑ビギナーズ・ブックを開く。
「中央競馬」が日本に10ある競馬場を運営している。
首都圏でよく宣伝している大井競馬場などは「地方競馬」で、全国で15か所。
↓賭け方はこんなにある
図の右上にあるニンジンの数が多いほど当てるのが難しい。
左上「単勝」とは単純に一位を当てること。
「複勝」とは、三位までに入る馬を当てること。
「馬連」とは、順位は問わないが一二着を当てること。
「馬単」とは、順位も含めて一二着を当てること。
右下の「3連単」というのは一着から三着までをすべて当てるという意味。そりゃ、ニンジン五本です。
この賭け方はすべて↑左端の「基本」コース。
他のはまったくわかりません。
今日のレースでどんな馬が走るのかは↑無料で置かれているプログラムを見る。
13時出走の第6レースは↑全馬「初出走」の「メイクデビュー中山」
↑その14番にクリストフ・ルメール騎手が乗る。
馬が初出走で何のデーターもない場合に、何がなんでも実績をあげたい外国人騎手は選びどころだそうな。
この時点で購入することのできるレースがすべて表示されている↑
京都競馬場の出走時間は中山とは10分ずらしてあるので次々にレースを楽しむことができる=馬券を買うことができる、という仕組み。
地下からフィールドに上がると、冬の関東のきりっとした青空。
ガラスの向こうに指定席↑近頃は屋外の座席も有料指定席になってきたのだそうな。
フィールドは手前に芝生↑奥にダートコースがある↑ちょうどダートのレースのゴール!
爆走する馬はまさにアスリート、今年モンゴルで見た一般の馬たちとは雰囲気が違った。
レース後のフィールドを丹念にチェック・清掃しているスタッフ↑多くのスタッフが美しい競馬を支えている。