「葭始生(あしはじめてしょうず)」は七十二候のひとつ。川原の葦が生えはじめる頃。その名前を冠した山形食材のコース。
二十四節季「穀雨」。
ウワミズザクラのお茶と共にはじまった
●幕開き
↑左はヨモギ。ゼリー状にしてある。
↑右の「ポン・デ・ケージョ」は白神山地の甘籃(かんらん)が入っている↓
↑甘籃(かんらん)はキャベツのこと
↑●山海
↑庄内の「石蓴」で「あおさ」と読むそうな※漢字検定一級に納得
あおさのスープに浮いているのは山の芋を練ったもの。
上に乗っているシュンラン(春蘭)花が映える
●恵み1
↑鰆(さわら)の刺身を少しいぶしてある↑
↑赤いのはサクランボの塩漬け、野芹
↑スペインのピザ生地を固く焼いたようなコカに乗せてある
↑●恵み2
↑コゴミと三陸のホタテ。上に乗っているのはホタテチップス。
↑松の実がアクセント
↑写真では見えないけれどホタテとコゴミの間に薄くスライスされたリンゴが入っているのをお一人が見つけられた。写真には写らない味わい。
↑すっきり飲みやすすぎる白
↑●お凌ぎ
↑夕方にうった十割蕎麦
↑塩粒をのせるか、コシアブラの入ったタレで
↑●春潮
↑桜鱒(サクラマス)は山形の県魚だそうな
↑下にしいてあるのはトマトとバターのソース
↑五加木(ウコギ)は直江兼続と上杉鷹山によって米沢で盛んに育てられるようになった
↑オカヒジキと共に、緑色の粉あ青苧だった。
●郷土
↑マッシュルームを薄くスライスしたものを花びらのようにしてある↑
↑下にソースが入っている
↑タラの芽と行者ニンニクを↓こんなふうに
★口なおしのグラニータは苦めだった。
青森トドマツの味だそうな。
そして、米沢牛↓
↑●置賜(おきたま)は地区の名前
↑ハナワサビの醤油漬け
↑こんなにたくさんの種類の山菜がはいっているのか
●馳走
↑土鍋で炊いたお米はこんなに「立つ」ものなのか
↑「新潟の香り醤油を垂らすと卵かけごはんの味わいになります」
↑●留 自家製味噌をつかったお椀
「お麩そのままでもめしあがれます」
●お楽しみ(デザート)はイチゴのカクテル↓
今月おたんょうびの方に↑こんなスペシャルなお皿を用意してくださっていた(^^)