●フィッシュ&チップスと言われて思い浮かぶモノとはまったくちがう

魚はクロムツ、シラスのペーストにバジルを少しだけ練りこんだクリームが下にはいっている。

シェリー酒のビネガーを塗って、スミレの花びらがアクセント。

じゃがいものスライスはサクッと丸く、チップスのように包み込む。

一口で食べるには、ああもったいない(笑)

 

↑●鹿児島産のガイゼンウニがちょっと顔をのぞかせている。

甘いカボチャのペースト、泡はバニラだが甘くない。

一瞬デザートを食べている気持ちにもなる、ウニ料理。

ハイビスカスのパウダーが散らしてある。

 

●炙りカツオ

カリフラワーのムースが敷かれた上に

カリフラワーの極細スライス

黄色いのはポリンキーかぼちゃ

酒盗が少しだけ塩気を効かせる

ソースにサワークリームも

レモングラスのかおりがさわやか

 

↓次はクリスマスを意識したカラーでデザインされたと林シェフ(^^)

↑●花鳥賊のソテーは焼いてもやわらかい

下に丸いイカ墨ソーセージが敷いてある

赤いのはトマトのコンフィ、言われなければトマトと気付かない

緑のソースはピスタチオ

もうひとつのソースはハニーマスタード

乗せてあるタデが香る

 

↑●キビナゴのスープ

カリカリに焼いて香味野菜と煮て出汁をとる

塩だけで味付け

オリーブオイル、パクチーを少しだけ

 

↑●オオモンハタを焼酎マリネにしてレアにあぶる

魚の出汁と春菊の緑色のソース

ほうれん草、

黒い粒はキャビア

 

 

↑●中山牛は融点が低くて人肌でも溶けるのだそうだ

きのこの泡の中にはサンカラの敷地内で育てているシイタケ

半熟卵とイモのペーストが潜んでいる

柚子胡椒を添えて。

※この柚子胡椒がおいしくて、2017年に来た時冷凍を分けてもらいました

 

「コース外ですが、『キャビア丼』めしあがりますか?」

↑●米はあきほなみ

サンカラホテル敷地内の大葉を甘口醤油でマリネして

キャビアはフランス産のフレッシュキャビア

よくある缶詰だと塩辛いイメージが強いが、

フレッシュだとこんなにあっさりしているのか。

もっと食べたいと思う程度が適量(^^)

 

デザート①も敷地内でとれた・・・

↑●バナナはねっとり熟している

オレンジ色のグアバソースに赤いハイビスカスのパウダー

四角いのはなんとミント味のわらび餅。

 

デザート②↓小松は一瞬カニかとおもったが(笑)

のっている白いのは、「もののけ姫」のコダマ(木霊)ですね

↑●べにふうきのクレメブリュレ

ホワイトチョコレート

黒いかカカオ

 

コーヒーと共に

↑●ブッセ 緑茶風味のサクサク

クリームの甘さはサトウキビからつくる素焚糖(すだきとう)。

バタークリームのようにしっかりしている。

+黒豆

 

昼間にシェフに敷地内の食べられる植物を案内していただいた。

なので、

「高級レストランに入る時に感じる緊張がぜんぜんなくて、とっても楽しめました」というコメントもいただきました。

食事をおいしくするいちばんは、その場をたのしめる空気かもしれません(^^)

シェフ、お時間とっていただきありがとうござました!