ランチを終えて、午後になっても雨は止まない。

 

バスはボリショイ劇場の近くをとおって

またクレムリンちかくにもどり、赤の広場へ↓

ワシリー聖堂前でバスをおり↓

広場へ向かったが、大きな観客席が設置され↓

封鎖されて、入れない。一週間後に行われる軍楽隊の祭典の準備らしい

↓日本からも自衛隊楽団が参加らしいです↓

赤の広場に面した「グム百科店」で一時間半ほど自由時間をとろう↓帝政ロシア時代の1893年に創立された歴史的な場所↓

内部はテーマパークのよう↓↑三階になっていて、高級店がずらり。

キャビア、売ってます↓やすくないけど

観光グループもたくさん来ている。どこの国からが多いのか↓これを見ればわかります

↓フードコートのひとつは、こんな中華コンセプト↓

現代の観光客に合わせたわけではなく、ずっと以前から東方のエキゾチックをイメージしてつくられていた↓赤ちょうちんを吊っている↓

 

なかなかおもしろい場所ではある

↓これは、そんな隠れた場所にある無料のおトイレ

↓ボルシチもあります↓120ルーブル=200円ほど

***グム百貨店をワシリー聖堂とは逆の方に出るとこんな通りが↓

↑夜はきれいでしょうね

赤の広場をワシリー聖堂と逆の方向から見る↓遠くにレーニン廟↓

壁にそって19世紀、ナポレオンに勝利したアレクサンドル一世皇帝にちなんでつくられた公園がある↓そこに戦没者のための永遠の火がともされている↓

近くの歴史博物館前には↓ヒトラーのドイツに勝利した将軍の騎馬像↓

「ナチュラ・シベリカ」という化粧品が人気だそうで、それがあるショッピングモールへ↓

小松は興味がある方と歴史博物館へ↓いりぐちまえにこんなのもありました

入場料は七百ルーブル。イヤフォンガイドは三百ルーブル。英語と中国語はあるが、日本語はない。↓展示は石器時代からはじまる↓

今日はしかし一時間しか見学できないから、ロマノフ王朝を目指してどんどん進む。

★ピョートル大帝自らが彫った木製カップ↓

金キラに装飾したのはそれをもらった臣下のモスクワ市長、その子孫。ピョートル大帝はなんでも自分でつくっちゃう人だったから、自分で彫ったカップを気軽にやっただけだったのかもしれないが、もらった方は代々の家宝となったのでしょうね(^.^)

その●ピョートル大帝の手形↓すもうとりのように巨大

身長二メートル三センチで、身長が高いことにずっとコンプレックスをもっていたそうな。

★ポチョムキンの蝋人形↓に出会えただけで、この博物館に入った価値があった

↑ポチョムキンはエカテリーナ二世の臣下にして愛人にして、秘密結婚の相手だったとされている。

 

二十年ほどまえに二人のあいだに交わされた千通以上の手紙が発見された。

それが以下の冊子で日本でもしょうかされた↓

↑「その愛情としか呼べない感情」

と、表願されている二人の関係は魅力的だ。

二十代前半に十才年上の女帝と出会ってから、彼女よりも先に死ぬことになるまでの三十年弱。

激情が去った後にも、「この人のためになにかをしてあげたい」という感情がずっと続いていくことを、恋ではなく愛とよべるのだろう。

 

エカテリーナ二世の肖像はどこでも見ることができるが、ポチョムキンの姿はあまり見られない。

ポチョムキンの心根までも伝えるような肖像画が見てみたいとずっと思っていた。

それが、こういう蝋人形として出会えるとは、ほんとうに驚いた。

これは18世紀末につくられたと解説版に書かれていた。

つまり、エカテリーナ二世自身がこれを製作させたと考えてよいのではないだろうか。

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集合時間まであと十分、いそいで博物館をでようとしたら・・・あれ?ロッカーが開かない!

ちゃんと暗証番号を入れたのに!

受付に走ると、すぐに事情を察してくれて、解除申請のための書類を渡してくれた↓

↓手に持っているのがその紙です

五分もせずにセキュリティの担当がやってきて「中身は何?」と訊ねる。

「ショルダーバッグとiPHONE」というと、

「解除してみろ」とのこと、そうか、本人ものかを確認しているのですね。

わりにスピーディーに解決してほっとしたけれど・・・

つまり、こういうことがよく起こっているということかもしれませんねぇ。

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夕食のレストランまで、みんなで地下鉄にのることにした。