エルミタージュに到着したのは午後三時。
午前中あんなに晴れていたのに、天気の変わりやすいサンクト・ペテルブルグ。
お昼前、最後に訪れたサンクト・ペテルブルグ発祥の地=ペテロパブロフスク要塞↓
要塞内にある教会のに歴代ロマノフ王家の石棺がずらりとならんでいる↓
↑教会に入る長蛇の列も右下に写っております。
十年前は気軽に入れたのに・・・。
この要塞では正午に大砲を鳴らす儀式がある。それに合わせてここへやってきたのだが、なかへ入る道を歩いている時に「ドン!」と鳴ってしまった。道が渋滞していたのであります。
渋滞は要塞のあるワシリー島から出るときにもたいへんなもので・・・
↓五車線が橋に向かって無秩序になだれこんでおります↓
ここで一時間以上も待たされて、昼食時間がずれこんだ。レストランの順番を後にずらしてもらい、時間合わせに海軍省の建物もちょっと見たりしてエルミタージュに到着したのが午後三時。冒頭のように雨がふりはじめていた。屋根のある美術館に入るタイミングだったから、運が良いといえるのかも(^.^)
↓大階段を上る
旧館、とても混んでおりますナポレオン戦争の勝利に貢献した軍人たちの肖像画がずらりとならんでいる↓名前だけで肖像画のないのは戦死したから
宮殿内の教会↓
↓右側のワンちゃん、ロシアの某指導者に似ていると話題なそうな(^.^)↓
*エカテリーナ二世時代からあったもっとも古い部分にはいってゆく
イタリアへの憧れというのはとても強かったのだろう、各所にローマでみかけたモノのコピーがもちろんホンものも↓こちらカラヴァッジョ作品↓
ミケランジェロのこちらもホンモの↓
建築そのもののコピーがこれ↓ヴァチカン宮殿内にある「ラファエロの回廊」完全コピー↓本家ローマでは一般には公開されていない部分なので、ここでしか見られないと言ってよいだろう↓
**旧館部分でハイライトだと思うのはこの巨大な仕掛け時計↓
エカテリーナ二世の愛人だったポチョムキンが英国に発注してつくらせた。金色の籠に入った金色の孔雀が羽を広げて動き出す。
十年前に一度動くところを見たが、ちょっとユーモアがある。
このケージの前で笑っていただろう二人の姿が浮かんでくる場所だ。
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↓階段を下りて
↓柱の間には
古代ギリシャのツボがずらり
**一度屋外へ出てから印象派などが並ぶ新館へ