朝食バフェにちまきみたいなモノがあった↓TAMALESと表示されている

ひらいてみるとこんな↓

ガイドのセザールさんが話していた、メキシコのB級グルメがこれか。

トウモロコシの粉が原料で、ラードを加えていろいろな物をまぜる。

バナナかとうもろこしの葉に包んで蒸すのだそうだ。

これはぱっと見豚肉が入っていると思って食べたのだが、なんとバナナが入っていた。

米の代わりにトウモロコシを使った甘いちまきというイメージ。

 

タマーレスは甘いものもあるときいていたが、その朝メキシコの旧オリンピックスタジアム前で出ていた屋台でそれを見つけた↓

ピンク色でイメージが違うが、たしかにこれは同系統の食べもの、タマーレス(※単数ならタマル)だ↓やっぱり食べてみないとね。みんなで分ける↓

 

「分かり易くいうと『かるかん』です」

と、お一人がコメント。なるほど、ほんのり甘くてつぶつぶした皮の食感は『かるかん』を思い出した。あんこと合いそうだが、これに具は入っておりません。

赤いのでストロベリータマルとか呼ばれるそうだが、いちごの味はしない。赤さは何からきているのかと思ったら単に食紅。甘さは砂糖を入れただけなのだそうだ。

 

近頃いろいろな具をいれて、味も値段も多彩なヴァージョンがあるようだが、基本はメキシコの国民食であるトウモロコシを使った郷土料理であります。