ミラノの守護聖人、聖アンブロージョがねむる教会の塔が夕陽に輝いている↓入口手前に、ひと目で古代のものと分かる大理石の柱がある↓

子供を迎えにきた近所のお母さんたちが、跳ねまわる子供たちを見守りながらおしゃべりしている。柱の伝説は当然知っているはず。

★アンブロージョを誘惑しようと、ひとりになると寄ってくるしつこい悪魔がいた。この日、あんまりしつこいのでアンブロージョは悪魔を追い払おうと取っ組み合いになった。アンブロージョはもともとローマの執政官としてやってきた切れ者で、宗教界で育った文弱モノとは違う。悪魔を投げ飛ばすと、角がこの柱に刺さってとれなくなったというのだ。

 

我々が近寄っていくと、子供たちは「そんなのウソだもん」とかナマイキ言ってるらしい(笑)  ↓

でも、たしかに穴は開いてますねぇ(^.^)↓