平戸島の小さな集落となっている川内の港から、巨大な碇が引き上げられたのは1782年。今は静かな入江にどんなオランダ船が浮かんでいたのだろう↓

上の写真で道路になってしまっている部分はもちろん、鄭成功を記念する中華門のあたりも二十世紀になってから埋め立てられた地面。下の碇が引き上げられたのはどのあたりだったのか↓

イカリがひきあげられた時代にはすでに百五十年近く前の歴史的遺物。出島に移っていたオランダ商館が確認して、「これは確かにオランダものだ」という証明書を発行していた↓

このイカリは平戸港に2011年復元された、オランダ商館の博物館に展示されている↓

★この建物、一見洋風だけれど、よく見ると瓦屋根で日本建築の技術で建設されているのだそうだ。復元工事の際に見つかった古い磁器なども展示されている。