夏真っ盛りですが、もうすぐ暑さのピークは過ぎそうです🌞 ベル9月9日(土)16:00~、

ぜひぜひ東京バンドネオン倶楽部のコンサートにご来場ください! 会場のタワーホール船堀は都営新宿線「船堀」駅前の徒歩0分。新宿から30分、神保町から20分です。 来年には結成30年を迎えるバンドネオン倶楽部は、恐らく世界で最もレベルが高い、社会人中心のアマチュアのバンドネオンクラブです。   賛助出演:バンドネオン小松亮太 ピアノ熊田洋 ベース田中伸司 バイオリン近藤久美子 専光秀紀 原孝人 ボーカルKaZZma パーカッション八尋悟史 今回のトピックは、アルゼンチンタンゴの世界にたくさんの名曲を遺し、70年前に逝去したフアン・カルロス・コビアンの特集、そしていままで全くといってよいほど知られてこなかったドイツでのバンドネオン音楽を、ドイツ国内でのみ弾かれていた珍しい特殊なバンドネオンで演奏します。 今さらですが、バンドネオンはドイツ🇩🇪の楽器です。アルゼンチン🇦🇷の楽器ではありません。また最近は、バンドネオンはドイツの教会での讃美歌の伴奏用に発明されたのだ…といったエピソードが半ば定説化されていますが、そのような事実はありません。あくまでもドイツやオーストリアのフォークミュージック(ポルカやマーチや民謡など)をアマチュアが演奏するために発明された楽器です。 そしてもうひとつのトピックは今年88歳を迎えるバンドネオンの巨星、ビクトル・ラバジェンの特集です(ブエノスアイレアンド、メリディオナルなど)。近年はフアン・ホセ・モサリーニやロベルト・アルバレスなど、タンゴ全盛期を知るバンドネオン奏者の最後の世代が次々に鬼籍に入ってしまいましたが、未だ現役で元気いっぱいのラバジェンの素晴らしい作曲と編曲がある限り、まだタンゴは先へ行けると僕は信じています。 これからも皆様からタンゴとバンドネオンに目と耳を向けていただけることを心より願っております!