私は子どもはいないし、結婚もしていないけど、
幼稚園や保育園、お母さん方の会で
わりとよくお話しをさせて頂きます。

カウンセラーの卵さんたちの中で
「私は自分の子育てに自信がないから、
子育ての話はできません」と言う方もチラホラ。

もちろん私も自信があって話しているのではなく、
産んでもないけど、いいのかな?と
ちょっと気になりながらも、
「話してよいと言って頂けるので、いいか」
と聴いてくださる方の判断に頼ってなんとかやっています。

ただ、お母さん方やお父さんにお話ししたい理由はあり、
実は一番したいことと言っても言い過ぎではないのです。

なぜ、お話ししたいかと言うと、
カウンセリングの中で、
私は大人の人とお話をさせて頂くのですが、
お話しが深まるとその方の子どもの頃の話を
たくさん聴かせて頂きます。

「お母さんはお兄ちゃんばかりがカワイイんだ。
私は好かれてないと思ってた」

「ひとりでお家にいることが怖くて怖くて、
平気だと思ってたけど、めちゃくちゃイヤだった」

「私はお家で遊ぶことが好きでお母さんと一緒にいたかったけど、お母さんは外で遊んだり、お友達といる方がいいんだなと思って私は自分はお母さんの好きな子じゃないんだと思ってた」

「お母さんは何でも上手に出来る子が好きだから、私は好かれてない」

「お父さんはお母さんに意地悪で威張っててイヤだった」

「お父さんとお母さんがケンカした時は、
ひとりで他の部屋でかくれてた」

そして、子どもはお母さん、お父さんが大好き。

今は大人のクライアントさんから、
子どもの時に傷ついたこと、気になっていたことをたくさんたくさん教えて頂きます。

実は子どもの時の傷が
大人になった今の人間関係、仕事の仕方、選び方、自分の評価、その他多くの自分の性格、人生に影響を及ぼしているから、

だから、こんなお話しをたくさんたくさん教えてもらうのです。

こういうお話しを聴いているから、
子どもは何に傷つくのか、
子どもはどうされると嬉しいのか、
子どもが安心できることは何か、
子どもがやる気を失わずにいられるには、
などなど、

この方法は、
私が習ってきた心のリクツ通りで、

それを元子どもたちが
山ほどの体験を教えてくれたので、

お母さん、お父さん、大人に知ってもらって、
お母さん、お父さんが幸せに、
なるべくラクにお子さんと関わるために
役立てられれば、
とてもとても私は嬉しいのです。

心のリクツを知ることで、
あなたとあなたの大切な人を助けることができる。

あなたとあなたの大切な人のために。