私は、こころのことをお勉強するまで、

全く知らなかったのですが、


自分の「気持ち」を自分でわかること(理解すること)って、

とっても大切なことなんです。


たとえば、本当は「こわい」と、こころは感じているのに、

その「こわい」気持ちに気づかず、放っておくと、

その「こわい」気持ちが、身体の中に溜まっていって、

いろいろやっかいなことになったりしてしまいます。


人によって様々ですが、

不安なことが多くなったり、

きれやすくなったり、

競争心が強くなったり、

無謀な運転や危ないことをしたり、

先のことがとても気になったり・・・

自分は病気じゃないかと必要以上に気になったり、


他にもたくさんありますが、

とにかく「こわい」時は、「こわいなぁ」「あ~こわかった」と、

自分自身がこわいことを理解し、こわいことをよくわかることで、


上記のような、やっかいなことを減らすことに繋がります。


上記のような、やっかいなことが多いと、

不安だから、行動範囲がせまくなったり、

したいことができなかったり、

きれると人間関係に支障をきたしたり、

あんまり競争心が強いと、楽しめなかったり、人と仲良くするのがむずかしくなるし、

無謀な運転や危ないことをすると怪我や命の危険につながるし、

病気ではないかと心配が強いとほんとに病気に繋がるぐらいの心労になったり・・・



また、こわい時に「こわい」と感じたり、理解することが上手だと、

安心感があってこころが安定したり、

先のことへの準備が上手だったり、

おだやかに過ごせたり、

無謀なことをしなかったり、などなど、プラスのことがたくさんなのです。


そうなんです。


実は、「こわい」と感じることは、

私たちに、もともと備わった素晴らしい能力で、

とても大切なものなんですね。


だって、こわい気持ちに気づかないと、

上記のやっかいなことになっちゃうでしょ。


でも、けっこう、私たちは、こわい時に「こわくない」と思ったり、

「別に」とこわいを抑えたり、感じなくしたりしています。


なぜか・・・

気持ちの仕組みについての、

誤解や間違いがあるからなんです。


本来、こわい時に「こわい」と理解したり、感じると、

「こわい」気持ちは、消化して、なくなるようにできています。


なので、こわい時に、こわいと感じると、こわい気持ちはなくなるんです。


でも、私たちは、こわい気持ちを感じると・・・

「もっと怖くなるんじゃないか?」

「どうしようもできなくなるんじゃないか?」

「コントロールがきかなくなるんじゃ?」

などなど、たくさんの間違った思い込みをもっていたりします。


こんなふうに思ってたら、「こわい」気持ちを感じたり、

「こわいんだな」と思うの嫌ですねー。


こわいものはこわい。


こわい時はこわい。


どうぞ、みなさん、ご自分の「こわい」気持ちを

理解し、よくよくわかってあげてください。


そうそう、なので、子どもさんが怖がっていたら、

「こわいね」とこわい気持ちをうけとめてあげてくださいね。


「こわくない、こわくない」は子どもさんの「こわい」気持ちが、

消化されず、溜まってしまっちゃうので。


こんな感じですラブラブ!