みなさんこんにちわ、小松あやです。


今日はいきなり本題ですが、

 

 

私ね、ナースやってた時から、

大切にしているモットーがありまして。

 

 

『いつか来た道、いずれゆく道』

 

 

という言葉をね、

すごく大事にしてるんです。

 

 

病院て、圧倒的に

お年寄りの方が多い場所なんですが、

 

 

何もかもがゆっくりだったり、

おトイレの介助が必要だったり、

食べるのも介助が必要だったり、

 

 

 

 

 

はよおおおおおおおお!!!

いま私ランチタイムなのおおお!!

 

 

 

 

 

ってうっかり思ってしまう時も、

 

 

あ、いけないいけないニコニコ

私もいつか、こうして

人様のお世話になるんだよな。

 

 

なんて思い直しまして、

 

 

看護に尽くしてきたわけですが、

 

 

この、

 

 

『いつか来た道、いずれゆく道』

 

 

改めて考えさせられた出来事がありまして。

 

 

 

 

 

 

先日、娘を連れて

キッズパークに行ってきたんですね。

 

 

もうあの頃の素直な娘はどこへやら、

最近はイヤイヤ真っ盛りで、

 

 

ちょっと出かけるのも移動するのも

まあ大変なのですが、

 

 

その日も、帰り道に

 

 

怒り「歩かないのおおおおお」

怒り「ベビーカー乗らないのおお」

怒り「抱っこするのおおおおおおお」

 

 

って始まりましてにっこり

 

 

多分眠いのもあったんでしょうが、

あまりにもぐずぐずが激しくて、

 

 

帰りのバスの中、

 

 

片手に娘、片手に荷物を持って、

畳んだベビーカーを足元に置き、

 

 

もう無に成り果ててたわけですにっこり

 

 

で、駅に着いて、

 

 

 

 

 

さあて、この荷物全部

持っていけんのか〜私??!

 

 

 

 

 

と気合を入れ直そうとした瞬間、

 

 

サササッと年配の女性がきて、

 

 

「ベビーカー持ちますから、

お子さん抱っこしてあげて!」

 

 

と、神の一声をかけてくださったのです。

 

 

お言葉に甘えて

持っていただいてしまったのですが、

 

 

疲れ果てた無表情見られてたのかな??

 

 

大声量の「だっこおおおお」で困り果てる私が

いたたまれなくて声をかけてくださったのかな?

 

 

なんて思いながら、

バスを降りて、

 

 

「本当にありがとうございました、

本当に助かりました」

 

 

とお礼を言うと、

 

 

「今は大変だと思うけど、

大きくなったら寂しいわよ

だから頑張ってね!!」

 

 

と、激励の言葉までかけてくださりまして・・・

 

 

おもわず私、

 

 

 

 

 

泣き崩れるかと思いました昇天

 

 

 

 

 

なんてあったかい方・・・

 

 

特に最近、

娘のイヤイヤに疲弊しまくっていたので、

 

 

この言葉がボディブローのように

傷だらけの心にヒットしてしまいまして、

 

 

思わずちょっと涙目に悲しい

 

 

もう一度お礼を言って

その場を去ったのですが、

 

 

あったかい心遣いと言葉に触れて、

 

 

きっと彼女も、

私と同じように子育てに苦戦した日々があったんだな。

だからこうして、

自分が「いつか来た道」を歩いてる私に

優しくしてくださったんだな

 

 

と、そんなことを思いながら電車に乗りました。

 

 

疲れ果ててちゃいけないな!

そうだそうだ!!

こんなのもいつまでも続かないし!

もっと大きな目で見なきゃ!

娘にあったかい気持ちでいなきゃ!

 

 

そう心のHPが復活しつつあった時のこと、

 

 

駅に止まり、

乗ってきたおじいさんに、

 

 

杖で、

 

 

うちのベビーカーを、

 

 

 

 

 

ガンガンっ

 

 

 

 

 

えっ?!って思って、

思わずおじいさんの顔を見ると、

 

 

すんごく迷惑そうな顔で、

舌打ちまでされる・・・

 

 

 

 

 

心のHPが再びゼロに

戻っていくのを感じた瞬間でした昇天

 

 

 

 

 

邪魔にならないよう

ちゃんと壁に寄せてあったのに、

 

 

 

 

 

おじさあああああん、

そんなに邪魔ですかあああああ!!?

 

 

 

 

 

って、普段は穏やかな私ですが、

 

 

母親特有の防衛本能が働いて、

思わず文句言いそうになりましたが、

 

 

さっきのあったかかった気持ちを思い出し、

グッと堪えて、

 

 

でもなんか悲しくなって、

 

 

また涙がツー悲しい

 

 

 

 

 

ベビーカーを持ってもらったように、

 

 

親切にしていただいたことは

今までも何回もあったけど、

 

 

まさか、

 

 

自分が命がけで産んだ子が乗ってるベビーカーを、

杖でガンガンされる日がくるなんて、

 

 

夢にも思っていませんでした。

 

 

 

 

 

そして、この時また、

ふと思い出したんですよね。

 

 

『いつか来た道、いずれゆく道』の言葉を。

 

 

子どもが泣いていたら、

自分もこうして周りにたくさん迷惑をかけて

育ったんだなあと思うし、

 

現に今うちの子がまさにそんな感じで、

迷惑をかけまくって生きている。

 

そして、ご老人を見たら、

自分もいつかこういう姿になるんだなあと思う。

 

でも、どんな年老い方をしたいかは

自分で選ぶことができるし、

やっぱり私は、

バスで私を助けてくださったような、

あったかい心とバイタリティ溢れる女性になりたいし、

歳行っても、他人に配慮できるような

心も体も健康体でいたいな。

 

 

 

 

 

と、両極端な出来事を体験して、

改めて思ったのでした。

 

 

すんごく長文になりましたが、

現場からは以上です。

 

 

世の中いろんな方がいますが、

もっと、もっと、

ハートフルな社会になればいいなと思います愛

 

 

それでは、今日も読んでいただきありがとうございました。
Have a good one!!!