皆さんこんにちわ、小松あやです。

 

 

先日、

こんなメッセージをいただきました。

 

 

 

 

 

 

わかる。

 

 

ほんとに痛いほどわかりすぎるえーん

 

 

 

 

 

気持ち、折れます。

 

 

治療についての夫婦喧嘩、

勃発します。

 

 

何もかも嫌になって投げ出したく、

なりますなります。

 

 

私も全然、

強い気持ちで乗り越えたわけじゃないんですよ。

 

 

元のメンタルが激弱ですからチーン

 

 

病院の待ち時間で半日潰れた日は、

疲れとかイライラとかを通り越して

もうでしたし、

 

 

明日、採卵で緊張して

なかなか寝付けないでいるのに、

夫が飲み会でベロベロになって

夜中3時とかに帰ってきた日の

壮絶な夫婦喧嘩とか(笑)

 

 

もう思い出すのも恐ろしいぐらい

 

 

いろんな日々がありましたパンダ

 

 

でも、中でも、

不妊治療中にいちばん心が折れるのは、

病院の待ち時間よりも

夫婦喧嘩よりも

 

 

やっぱり、

 

 

『いい結果がついてこない』こと

 

 

だと思うんですよね。

 

 

こんなに頑張ってるのに、

こんなに一生懸命やってるのに、

今回もダメだった・・・

 

 

ていうときが、

やっぱり一番凹むし、

先が見えなくて不安になると思うんです。

 

 

なので、今日は、

 

 

いい結果が得られず

心が折れそうになった時に、

私が思っていたこと

 

 

をお話ししようかなと思います。

 

 

というか、

別に私が考えたわけじゃなくて、

 

 

これも、

不妊治療をしていた先輩(女医さん)から

アドバイスしてもらった言葉なのですが。

 

 

それは、

 

 

「あなたと卵は別人格!」

 

 

ってことです。

 

 

不妊治療をしてて、

特に体外受精をしてる人なら

強く思うことかと思うのですが、

 

 

採卵して、

受精卵になって凍結させたり、

 

 

はたまた

その凍結卵を戻す移植の段階になったりすると、



なんでしょう、、、



「卵」を視覚的に見て

認識してしまってるからなのか、

 

 

卵に対して、

自分の分身かのような、

強い思いが湧いてくるんですよね。

 

 

でも、

その先輩に言われたんです。

 

 

 

 

「私たちとしては卵に生きてほしいし、

ちゃんと成長して赤ちゃんになってほしいし、

生まれてきてほしいって思うけど、

それは結局は、

卵の意志にかかってるじゃない?
あの野球の天才イチローだって、

打率4割なんだよ?

打てる時もあれば、打てない時もあるんだから。

「卵も今回は打てなかったんだな」

って思えばいい。

だから、

あやは自分のやることをやってるんだから、

それ以上に抱え込まない!!

卵を自分と一緒にしない。

 

 

 

 

 

これ、言われてみると

ごくごく当たり前のことなんですが、

 

 

いざ不妊治療中だったり、

移植したりとかしてると、

こういうことがわからなくなってくるんですよねショボーン

 

 

特に移植後は、

 

 

「自分が育てなきゃ」っていう責任感とか、

「うまく着床しますように」っていう切実な願望とか、

 

 

もう思い入れがすごくなって、

神頼みしない日はなくなっちゃうんですけど、

 

 

私はこの卵に頑張ってほしいけど、

それは、卵の意志や運命であって、

結果は、

私の手の届くところにはないんですよね。

 

 

着床したり、

心拍が見えたりしたらなおさら、

どうか無事に育ってほしいと思うし、

早く生まれてきてほしいし、

抱っこしたいと思うし、

大切に育てたいと、私は思いますが、

 

 

だけど、

その卵が生きたいかどうかは別。

 

 

たとえおなかにいても、

卵と自分は別人格であって、

自分にはどうしようもない意志が働いていて、

だから、

移植しても、

その卵が育っても、

それは私の所有物じゃなくて、

ひとつの生命としてのリスペクトが大切なんだな

 

 

って、

 

 

先輩のこの言葉で、

私はそんなことを思ったんです。

 

 

でもそしたら、

急に気持ちも軽くなって、

 

 

それから何回か

いい結果にならなかった時も、

 

 

必要以上に落ち込まずに、

 

 

「ああ、この卵はこういう運命だったのか」

 

 

っていう気持ちに切り替えられて、

すごく冷静になれたんです。

 

 

冷静になるといいこともあって、

 

 

自分の状況を客観的に見れるので、

 

 

今回こうして、こうして、

結果ダメだったから、

 

 

じゃあ次はあれもやってみたら

いいんじゃないか?

 

 

みたいな感じで、

 

 

早めに気持ちを切り替えて、

早めに次の作戦を打てるんですね。

 

 

もちろん、

メンタル的につらくて、

 

 

1周期お休みしよう・・・えーん

 

 

って時もありましたが、

 

 

だんだん年齢的にも

そんな悠長なこと言ってらんないわ!

ってなりまして、

 

 

気持ちをサッと切り替えて

結果を取りに行こう!!!

 

 

って時に、

 

 

先輩のこの言葉には、

とっても救われていましたえーんお願い

 

 

妊活とか不妊治療って、

 

 

これをやったら絶対に妊娠する!!

 

 

ってのはなくて、

 

 

どれもこれも、

 

 

「可能性を1%ずつ上げていく作業」

 

 

なんですよね。

 

 

だから、

たとえ今回うまくいかなくても、

 

 

治療や、通院、食事、運動、サプリ、

 

 

無駄なことだと思わずに、

「可能性を1%ずつ上げてるんだ!!」

って思うこと。

 

 

そして、移植したら、

 

 

「卵と私は別人格。

だけど、どうか強く育ってください」

と祈ること。

 

 

それが心が折れない秘訣かな、

と私は思います。

 

 

そして、

以前のブログでも言いましたが、

 

 

不妊治療を一人で抱え込まずに、

信頼できる人に直に話してみることをおすすめします。

 

 

ネットで自分で調べるのではわからない

ナマの情報って価値がありますし、

 

 

何より、

 

 

私が先輩からのアドバイスを

もらえたように、

 

 

考え方の幅がグーンと広がりますから桜

 

 

いろんな考え方を持っておくっていうのは、

 

 

人生を渡り歩いていく上で、

強力な武器になるんですよね。

 

 

なので、

私も決して強い気持ちで

全てを乗り越えてきたわけではありませんが、

 

 

私が先輩からもらったアドバイスで、

 

 

もしも、

また誰かの気持ちが

ふっと軽くなったら

 

 

私も嬉しいなと思いますお願い

 

 

それでは、今日も読んでいただきありがとうございました。
Have a good one!!!