皆さんこんばんわ、小松あやです。
今日は
人間死ぬ時は思い出しかないのブログです。
さて、バレンタインですね！
ちなみにバレンタインって、
バレンタイン司教さんが処刑された命日らしいんで、
ハッピーバレンタイン！って言うのは
ちょっとアレじゃない？
バレンタイン司教ご本人とか、
その遺族の方々とかに、
失礼なんじゃないの？？
って素朴な疑問を感じています( •́ㅂ•̀ )ﾌｯ
ところで皆さんは、
バレンタインにまつわる思い出ってありますか？
今日は、
私がまだガキンチョだった頃の
思い出話をしたいなーと思うんですが、
あれは大学１年生、
19歳のバレンタイン。
当時付き合ってた先輩に、
お財布をあげたくて、
めっちゃバイトしたんですね。
東京の大学生って、
カフェとかベーカリーとか、
おしゃれなバーや居酒屋さんで、
バイトするイメージですが、
私はここ、
天丼てんやでバイトしてました。
（面倒くさがりなため、
家の近くで探したらここしかなかったんです
）
シフトを入れまくって、
毎日油まみれになりながら働き、
用意周到にバイト代を稼いだつもりなんですが、
小松あやと書いて
数学が苦手と読む
のはご存知ですよね。
まあこれは数学以前の
算数の問題なんですが、
バイト代の計算が間違ってたんですね。
で、振り込まれた額を見て
あれ？おカネ足りない！！？
ってことがバレンタイン直前に発覚。
「大学生がそんな高いもん買わなくていい」
って家だったので親には借りられず、
でももうすぐ社会人になる彼には
いいお財布をあげたいし。
悩んだ末、
単発のバイトをすることにしたんですね。
で、何をやったかというと、
工場バイト。
（条件が合うのがこれしかなかったんです）
「簡単な作業です」
って書いてあったけど、
どんなことやるんだろう？？
と当日めっちゃドキドキしながら
集合場所に行くと、
見事にメンズばっかり。
「なんだこの小娘は」
みたいな視線をバシバシ感じつつも、
工場の人に作業を教えてもらったのですが、
１）山積みになった広告の中から、
２）似たサイズを探して
３）束にまとめて
４）機械を使い紐で縛る
という、確かに内容としては
「簡単な作業」なんだけど、
量が膨大すぎるわ、
おまけに広告が重たいわで、
真冬なのに汗だくで、
腕がバキバキ状態。
しまいには自分の手を乗っけたまま
機械のスイッチ押しちゃって、
自分の手まで広告と一緒に
グルングルンに巻かれ
助けを呼ぶ始末。
「お前仕事なめてんのか」
と班長さんに怒られ続け、
涙をこらえるのに必死な
散々な工場バイトでした。
そうまでして稼いだお金で買って、
バレンタインにあげたお財布は、
もうきっと捨てられ燃やされ
灰になってしまったと思うんですが、
今思うのは、
こんな体験ができて、
本当に良かったってこと。
やっぱり人間、
死ぬときは『思い出』しか
持っていけませんから、
花の女子大生時代に
油まみれになって一生懸命働いた思い出、
涙をこらえながらメンズにまみれて働いた思い出、
こういう二度と出来ない体験をできた私は
本当にラッキーだなと思うんですね。
で、こういう一見
「意味のなさそうなこと」が
人としての深さを出してくれるし、
味を出してくれる
横幅を出してくれる
唯一のアイテムだと思うし、
これからも、
体験を大事にする生き方をして
いろんな思い出を詰め込もうと、
改めて思わされるんですね
以上が私の、
甘酸っぱさ０％脂っこさ100%の
バレンタインの思い出でした。
皆さんはどんな思い出がありますか？
それでは、今日も読んでいただきありがとうございました。
Have a good one!!
