「伝えたい、伝えられない、もどかしい気持ちで」

 

 

 

皆さんこんばんわ、

ガッツリELT世代の小松あやです。

 

 

Every Little Thing『Shape of Love』

の歌詞から始まりました、

この胸きゅんブログ照れ

 

 

※このあと一部、

全く爽やかではない表現がございますが、

そんなのも含めてお楽しみくださいませ。

 

 

今日は、

「それ全然伝わってないからね」

のブログです。

 

 

 

 

今、渋谷のとあるカフェにいますが、

隣のテーブルが、

20代男性と70代女性という、

異色の組み合わせ。

 

 

 

「うさん臭い・・・」

 

 

 

もし「ツボ買いませんか?」と

一言でも聞こえてこようもんなら、

この男に目潰しでもかましてやろうと、

心と指の準備体操をしていたわけですが、

 

 

 

杞憂に終わりました。

 

 

 

ちゃんとした、

まっとうなお仕事だったようです照れ

 

 

 

 

 

 

 

しかし!

この後私が発狂しそうになるなんて、

この時は知る由もなかった。

 

 

 

こっそり盗み聞きしていると、

(嫌でも自然に耳に入る)

 

 

おばあさんが何かの商売をやっており、

それについての集客方法についての相談

 

 

をしているらしき雰囲気。

 

 

ウェブ集客のパンフレットを見せながら、

その青年は、おばあさんに

ひたすら理論を伝えている。

 

 

「うちの会社ならこの層を・・・」

「マーケットを絞り込んで・・・」

「ネット市場での見込み客が・・・」

 

 

しかしおばあさん、

 

 

「はあ。それ売れるの?」

「うん、で、それ人集まるの?」

 

 

と、

かなり大枠な質問を投げ返す。

 

 

に対して青年、

さらに細かい理論と仕組みを説明しだす。

 

 

「ですからこのシステムで・・・」

 

 

おばあさん、

 

 

「で、売れるのね?」

 

 

青年、

 

 

「その集客という面で・・・」

 

 

 

 

 

おい立てコラァァァ!!

男ならハッキリ断言せぇい!!

チン◯ンついてんのか

ゴルァアアアアアア!!!!!

 

 

 

 

 

 

って、

 

 

言いませんよ♡

大人ですから♡

 

 

 

 

でもこの人、

全然わかってない。

 

 

 

 

 

 

このシーンを目の当たりにして、

 

ジャパネットたかたでお馴染みの、

高田明さんの本に書いてあった

一節を思い出しました。

 

 

 

「コミュニケーションで最も大事なことは、

『伝えること』ではなく『伝わること』」

 

下記の本より引用

 

 

 

 

「伝える」のと「伝わる」のは、

全然別物。

全然違う。

 

 

見た目は一緒でも、

全く違います。

 

 

チップとデールぐらい違います。

 

 

雑にまとめると、ただのよく喋るリス。

しかし、彼らの話をよーく聞くと、

個性の違う2匹だということがわかります。

 

 

 

要は、全然違うんです。

 

 

 

「伝える」のは、

マニュアル通りやれば誰でもできる。

 

この彼のように、

理論を説明し、

自社に頼むメリットを

つらつらと話す事は誰だって出来るんです。

 

 

しかし、

それはおばあさんには伝わっていない。

 

むしろ、ここでのおばあさんは

言い切って欲しかったのでしょう。

難しい理論よりも、

彼の意気込みが欲しかったんだと思う。

 

 

「伝わる」ためには、

伝え手が魂を込めて、

相手の立場まで降り立って、

相手の感じ方・受け取り方を

想像して、伝えかたを工夫していく。

 

 

これらの努力が必要なんですね。

 

 

お客さんでもそう。

家族や恋人にもそう。

 

 

自分の言いたい事・伝えたい事だけ言うんじゃ

もったいないんです。

 

 

相手に伝わっているのかを、

今一度立ち止まって考えてみる。

 

 

これをするだけで、

どんどん関係性が良くなります。

 

 

 

あなたは、伝えていますか?

それとも、伝わるように伝えていますか?

 

 

 

次回は、

最近感動した伝わり上手な人の話を

ご紹介します。

 

 

 

それでは、今日も読んでいただきありがとうございました。

Have a good one!!