「ああ、またお腹が痛い」

 

皆さんこんばんわ、

胃腸が虚弱の小松あやです。

 

 

胃腸が弱いが、メンタルは強い。

 


今日は、

「腹をくくると人は強くなる」

アメリカでの体験をもとにお話しします。

 

 

 

甘ちゃんだった私

 

 

去年まで1年ほど、夫と

フィラデルフィアという街で暮らしてました。

全く英語が喋れない状態で

アメリカ本土へ乗り込んだわけですが、

ちょっとした「甘え」がありました。

 

 

英語はできるだけ頑張るけど、

もし、喋れなくても、

きっと旦那さんが 助けてくれるよね。

なんだかんだ、

すぐに日本人のお友達ができて、

助けてくれるよね。

 

 

 

しかし、

住み始めて5日も経たないうちに、

そんな甘えは全く通用しないことがわかったんです。

 

 

 

当たり前だけど、

旦那さんは日中いない。

日本人がそもそも少ない。

 

 

 

日々の買い物、事務手続き、銀行振込など

全然喋れない私には至難の技で、

せっかく知り合った人とも会話できず、緊張する毎日。

 

 

 

こんなんだったら、

 一人で日本に残っていた方が良かったのかな

 

 

 

 

 

困難→歓喜→そして絶望

 

 

そんなことを思いながら、

渡米して約2週間が過ぎた頃、

AppleTVを買おう

と思いつきました。

 

 

 

テレビはあまり見ない私ですが、

この際、

NetflixとかHuluとか、

日本のドラマでも見て癒されたい!

と思ったんですね。

 

 

 

恐る恐るAppleストア、

フィラデルフィア支店へ。

苦し紛れの英語でAppleTVを購入し

さっそく家で接続を試みる私!

 

 

あれ??接続できない?

WiFiの問題かな?

 

 

いろいろいじってみたけど、

一向に改善する気配がない。

 

 

こんな時、日本だったら、

お客様サポートに電話するのに・・・

 

いや、でも、待てよ?

 

世界のアップル社だよね?

日本人スタッフも絶対にいるはず!

 

 

そう思いたって、

カスタマーサービスに電話してみました。

ここからは臨場感を出すために、

会話形式でお楽しみください。

 

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マイクHi, this is customer service.

How can I help you?

(お客様センターです。どうしましたか?)

 

girl*Ahh, hi, I’m Aya.

(こんにちわ、あやです。)

 

マイクOh…okay, Aya. 

I’m Steve.

How can I help you today?

(あ、はい。スティーブです。どうしましたか?)

 

girl*Ahh,  I’m Japanese.

Is there any Japanese staff?

(あの、日本人スタッフはいますか?)

 

マイクWe’re very sorry. 

We don’t have any staff speaks Japanese.

But, you can choose English or Spanish.

(日本語を話せるスタッフはいません。

でも、英語かスペイン語か選べますよ)

 

girl*  …….

 

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こ、こいつアホちゃうか?

 

英語がダメで

スペイン語ができる日本人なんて

いるわけないだろーが!

 

 

 

泣きそうになりましたが、

このままAppleTVをドブに捨てるのももったいない。

 

 

・・・もうこの人しかいないんだ。

 

 

ひたすらゆっくり何回も繰り返して喋ってもらい、

SteveとWiFiとAppleTVと

格闘すること1時間。

 

 

あ、つ、つながった!!!!!

Thank you very much!!!!!

I really appreciate it!!!!

 

 

 

電話を切り終える頃、

二人の間には謎の連帯感が生まれており、

電話切るのがちょっと名残惜しい真顔

 

 

 

ものすごい達成感で、

AppleTVを起動させ、

事前に登録していたNetflixを立ち上げる。

番組表の画面が出てきた時の喜びはひとしおお願い

 

 

 

やっと日本のドラマが観れる

苦労して接続した甲斐があったぜ〜!!

 

 

 

と思ったのもつかの間。

 

 

あ、あれ、、、

海外の番組しか出てこないよ??

設定の問題かな??

も、もしや・・・

 

 

 

 

そう思いネットで調べてみると、

衝撃の一文が載っていたのです。

 

 

"海外でご利用の際は、

日本のドラマはご視聴いただけません"

 

 

 

退路を捨てて腹をくくる

 

 

この数時間は、一体なんだったんだろう。

気力も何もかもを使い果たし、

しばらく放心状態で立ち尽くす私。

 

 

しかし数分して、

私は気付いたんです。

 

 

これこそ、

絶好のチャンスだと。

 

 

今まで避けて避けて避け続けてきた

英語に向き合うチャンスがきたんだ。

 

 

これでよかった。

ようやく覚悟ができたんです。

 

 

逃げと甘えが完全に絶たれて、

腹をくくることができました。

 

 

人間、

一度腹くくると、

いくらでも強くなれるんです。

 

 

その後のアメリカンライフで、

海外版Netflixを見まくり、

海外ドラマを見まくり、

(意味はわからなかったが)

週5日無料のランゲージスクールに通い、

移民たちにまぎれて英語を習ったことは、

言うまでもありません真顔

 

 

「なるべく頑張る」

「もしダメな時は」

「きっと誰かが助けてくれる」

 

 

は、全部甘えです。

 

 

まだどこかに、

「逃げ」を残している。

「退路」を用意している。

 

 

頑張ったけどできなかった時、

そんな自分を認めたくない

そんな自分に気づいてしまうのが怖いから、

あえて全力は出さず、

挑戦しないようにしている。

 

 

しかし、結局、

自分の人生だから、

最後は自分を信じることでしか、

人間は変われないんですね。

 

 

だったらもう、

自分の力をとことん信じて、

腹くくって、

思いっきり挑むべし!

 

 

挑戦は、

諦らめてしまわない限り

「失敗」にはならないから。

 

 

 

明日からの連休、

皆さんは、どんなGWを過ごしますか?

 

 

それでは、今日も読んでいただきありがとうございました。

Have a good one!!