結婚すれば偉いの?結婚しなくても子どもだけは産んでおいたほうがいいの?① | 心療内科医みー先生のブログ

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この、ブログは心の病の治療にあたる上でもっとも注目すべき母親と子どもの関係のもつれ、そして親から子へ、またその子(孫)へと繋がる『子育ての負の連鎖』を断つためにどうすればいいのかを症状をあげながら具体的に解説しています

こんにちはみー先生です

今日は、知人のYちゃんが
「みー先生、じつは飲み会で説教されたんです…これってどう思いますか?」
と駆け込んできたので、Yちゃんの話を聞いて心療内科の観点から解説していきたいと思います

まず今日は、知人のYちゃんの育った環境と今までの恋愛経験などを書いてみますね


知人のYちゃんは、とっくに結婚適齢期を過ぎていますが未だに独身です

Yちゃんは、「私、結婚したいなって思わないし子供を産みたいと思わない、そばで子どもが騒いでいるとウザっ!」って思うとハッキリ言います

Yちゃんの父親はちょっとしたことでイライラしキレやすい性格でいつものようにキレて怒鳴りちらしているとYちゃんの母親は、父親がなぜ怒鳴りちらしているか理由も聞かずに「ほら、まだ始まった!」と冷たく無視しその言動が父親をまた刺激し常にいがみ合いが絶えない家庭で育ったようです
そして、母親は父親に冷たいように子どもにも冷たくYちゃんきょだいを差別して育て、Yちゃんも差別されたことをわかっています。

Yちゃんは、結婚適齢期を過ぎて回りの人にせっつかれても「結婚」に対して何も感じない…と言います

(今、世の中ではこのような人が増えていますね…)

このようにYちゃんの家庭のような親の不仲、きょうだい間で差別されて育った子どもは、大人になってから普通の恋愛ができず、結婚している男性と付き合ってみたり、自分が日陰で可哀想な立場の恋愛のほうが落ち着くし、しっくりくると言います

自分と年齢が近い独身男性と付き合うといずれ結婚を申し込まれることになります、その結婚ということにプレッシャーを感じ、結婚の話がでるとムカムカして気持ち悪くなったりざわざわしたり、嫌気がさしたりする自分がいるそうです、だから何となく、結婚に結びつかないような相手(男性)を好むようになり、結果不倫の恋などをしてきたようです

これはきっと皆さんにも思いあたる方がいらっしゃるのではないでしょうかね…

ですがそんなYちゃんも結婚相手が欲しいというわけではなく将来のことを考えて誰かと出会いたい、パートナーが欲しいと婚活パーティーに参加したりしているようです


今日はここまでにしますね


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