うちの子ちょっと変なんです… | 心療内科医みー先生のブログ

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この、ブログは心の病の治療にあたる上でもっとも注目すべき母親と子どもの関係のもつれ、そして親から子へ、またその子(孫)へと繋がる『子育ての負の連鎖』を断つためにどうすればいいのかを症状をあげながら具体的に解説しています

先日、あのNHKからうちの猫の動画を「データなび」という番組で使いたいという依頼のメールがきてつい嬉しくなってしまった、みー先生です!

私は何度か地元の情報番組で取材を受けたことがありますがそんなことよりもずっと嬉しい依頼内容でした(笑)

さて、小学生くらいの子どもさんを連れてくるお母さんはだいたい皆さん、「うちの子ちょっと変なんです」と言いますね

お母さん!あなたは他人事のように言っていますが変な子どものつくってしまったのは一番と身近にいるお母さん、あなたなのですあなたの作品なのですよ!」と言ってやりたい時があります、私も人間ですからね…


今日も初診から八ヶ月もたって再診でいらした親子のお母さんは、何事も無かったようにけろっと淡々とカウンセリングを受けていきました

私は以前、初診の時に「真剣に子どもさんを治したいのなら最低でも週に一回、カウンセリングに連れてきてください、小学生くらいのお子さんであれば治りやすいのでカウンセリングの間隔をあけないでいらしてください」とお伝えしました

このお母さんは、今日、来院するまでの八ヶ月間、あちこちの心療内科を受診しけっきょくまた戻ってきた、という状況です

どこの医院も忙しくって5分診療だったでしょう?という話をしました

うちでは、30分以上もかけてお母さんの話を聞いて真剣にお子さんを治そうとしていますが、このようなお母さんは、子どもがかわいそうだからとあちこちの心療内科を受診し、子どもを振り回し、真剣に子どもさんのことを考えていない、小手先で治ればいいと思っているように私にはみえます

そういうお母さんの子どもさんはほとんど治りません
子どもさんとお母さんが一緒に治療していかなければいけません

「この子がかわいそうだから…」
「この子のために…」とぐるぐると心療内科を受診しさすらって、処方される薬もどんどん増えていきます

お母さんは真実を見る目がないと駄目なのです、この先生の言っていることが正しいという直感力も必要になってきます。

(ですが、こういうお母さんだから子どもさんが心の病になってしまうんですが…)




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