自分は傷つきやすい人 | 心療内科医みー先生のブログ

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この、ブログは心の病の治療にあたる上でもっとも注目すべき母親と子どもの関係のもつれ、そして親から子へ、またその子(孫)へと繋がる『子育ての負の連鎖』を断つためにどうすればいいのかを症状をあげながら具体的に解説しています

こんにちは、みー先生です

「自分は傷つきやすい
「自分は敏感すぎる」
「ストレスを感じやすい」
「すぐに緊張してしまう」
と感じている人は、多いと思います


例えば、こちらから見れば鈍感な人に酷いことを言われても言い返せず「そうですね、ははは…」と笑ってごまかしその場を切り抜けて後から「あの時、ああ言い返してやれば良かった!」
「あの人、私にあんなことを言って酷い人だ!」
と気にして眠れなかったり…
他人からみて些細なことを気にしてくよくよしてしまいますね。

このような人は、やはり育った環境に問題があって、過保護、過干渉、母親の愛情不足などで精神的に弱々しく育っています

人間は常に傷ついたりストレスを感じることがあると疲れやすくなったり、下痢をしたり免疫が下がってアレルギー反応をおこしやすくなったりします。
ですが、もっと酷くなるとその傷つく感情やストレスを自然と感じなくなるように自分の感情をシャットアウトしてその結果、さまざまな心の病(パニック障害、社会不安障害、うつ状態など)になってしまいます。
(身体症状から精神症状になる)

ですから、自分を変えたい!強い性格になりになりたい!と思うよりも自分は傷つきやすいんだな、ストレスを受やすいんだな、と意識してあるがままに受け入れて日々を過ごしていくほうがらくかも知れませんね。





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