42歳の律子さんは、精神的な不安定、慢性的な仰うつ状態と感情の波、いなくなりたい、という自殺願望を訴えて来院しました。
律子さんは、15年前に結婚、その3年後に出産して、同時に夫の実家である某市に引っ越してきました。
その頃から我が子がどうしてもかわいいと思えず、夫の母や近所の人たちに受け入れてもえない、気に入られていないと思い込むようになったそうです。
子育てに取り組もうと育児書を読んでいくうちに、本を参考に自分の幼少期を振り返り、律子さんは自分が自分の母親から愛されていなかった、大切にされていなかったのではないかという疑問を持つようになりました
心の波(感情の波)は、大きくなり、涙が止められないこともしばしばありました。
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