先月末から放送していた

NHK土曜ドラマ「Shrink〜精神科医ヨワイ〜」が終わった。

中村倫也さんが主演の開業医、土屋太鳳さんが看護師を演じるドラマでしたが

たった3回で終わってしまうにはもったいないドラマでした。

 

特に印象的だったのは夏帆さんがゲストとなり

パニック症が題材となっていた第1回。

夏帆さんが電車に乗れなくなるシーンは

ものすごくリアリティがあって

4年前の自分に重なって胸が苦しくなりました。

 

仕事をするために

病院で処方された薬をもらっても

全然症状が良くならず

眠気とめまいだけがどんどんひどくなり

仕事中も苦しいし

電車に乗ろうすると息苦しくなっていたあの頃。

ドラマでも同じようなシーンがありました。

 

「発作が起きても逃げられそうにない場所に不安を感じる、

それを「広場恐怖」と言います。

そしてまた発作が起きたら大変なことになってしまうんじゃないかと

不安で仕方がない状態、

それを「予期不安」と言います。

 

丁寧に状態を説明してくれる弱井先生。

 

そんな先生の言葉で私の心に最も響いた言葉

 

「~パニック症は、心が弱いからかかる病気ではありません。

 脳の誤作動なんです

 少し休みましょうと身体が教えてくれているんです~」

 

「先生、私、良くなるんでしょうか」

 

「~約束します。パニック症の発作で死ぬことはありません

 それを知るだけで症状は和らいでいくはずです~」

 

観るカウンセリングドラマと書いていた人がいましたが

本当にこんな先生に早くめぐり逢えることが出来たらと思う作品。

 

たった3回で終わってしまうなんて残念すぎる。

是非続編をお願いしたいです。