久しぶりの加賀シリーズ。

 

 

あなたが誰かを殺した

 

今回は刑事としての加賀さんではなくて

休暇中にアドバイザー的な立場で

事件を推理していくというお話。

 

加賀刑事シリーズはいつも奥深い社会派的な作品が多い気がしていますが

今回は2時間サスペンスのような謎解きがメインな感じ。

でもその中にも心の闇みたいなものや

ひきこもりや少年犯罪などもしっかり盛り込んでいて

さすが東野圭吾さん!!

 

物語のラストで怒涛のようにいろいろなことが分かって

「そうだったの??」

「そんな…」などとなり

ラストまで読んでから冒頭を読みなおしました。

 

表紙のすぐ後に

別荘の絵の地図が入っていて

それが臨場感を与えてくれて面白かった。