福島県のいまを知る主婦モニターの福島ツアー。
福島のお米の検査を見た後に訪れたのは、酒蔵!!
お米がおいしいところは、お酒もおいしいですよね。
1711年創業の福島県郡山市にある酒蔵です。
こちらの酒蔵は
日本で最初の自然酒を醸した酒蔵
農薬や化学肥料を使わない
自然米100%、天然水100%、純米100%と
こだわり抜いた原料を使って
創業から変わらない手法でお酒を仕込んでいる酒蔵なのです。
この蔵の18代目、仁井田穏彦さんにお話を伺いました。
無農薬のお米とこの村の水だけでお酒を醸していますが、
そこに到達したのが2011年。
そして、それを達成した年に原発が爆発したので
大変な痛手を受けたそうです。
お酒も水も全てのものを検査しましたが
全く放射能は出ていない。
でも、その年の売り上げは2割ぐらいに落ちたそうです。
福島のお酒・・・それだけで、
なんとなく不安になってしまうんですかね・・・。
こだわりのお酒を造っている
蔵の中まで見学させていただきました。
梁や床に柿渋が塗り込まれた酒蔵。
酵母がぷくっぷくっ・・・。生きています。
とことんこだわった
にいだしぜんしゅ
大切な水源を守りながら作るこだわりのお酒。
とてもすっきりしておいしいお酒でしたので
これからもがんばってほしいです。