④『心』も原因…その3 根本的に! | 【認知症で苦しむ人を0へ】50代からのまだまだこれからの人生

【認知症で苦しむ人を0へ】50代からのまだまだこれからの人生

『認知症は人生を左右しかねない!』『そのような苦しむ人をつくりたくない!』
私の経験から抱いたこの目標の実現の為に、男50代にして新たな生き方をスタート。
『何かできる事をできる所から』とこのブログを始めました。1つでもあなたの役に立てる事を信じて!

僕が目標としている『認知症で苦しむ人を"0"にする!』というのは、実は『認知症』を発症してしまった方に対してだけではありません。

 

もちろんその方達へは、㈱LAPREさんから学んでいるノウハウを通して、認知機能の改善を図っていきます。

ただ先のブログでも書かせてもらいましたが、『認知症』というのはそれまでの長年の人生での、生き方考え方生活習慣などを原因として発症してきます。

 

 

なので実際『認知症』を発症している方に対し、『はい、今までの生き方や考え方、生活習慣を改善して下さい!』と言ったところで、簡単ではありません。

 

 

それは当然ですよね。

人は基本的に『変化』を嫌う傾向があるし、長年慣れ親しんできた考え方や習慣が、一番心地良いものです。

 

 

一つの例を挙げると、『水を飲む』という事です。

認知症の方にとって『水を飲む』という事は、とても大切な習慣になってきます。

これは『認知症』の方だけではなく、全ての人にとって大切な事ですが・・・。

ところが『認知症』の方はなかなか飲んでくれないんですね。

 

 

私の母もそうなんです。

 

逆の言い方をすると、人体にとって大切で必要なものなのに、いろいろ理由をつけて飲まずに来た。

だから結果として『認知症が発症した』という見方ができるのだと思います。

人体にとって必要な水分が慢性的に不足をして、がダメージを受けたという側面。

そして必要なものを受け入れずに生きて来たという、の側面。

 

 

なので僕が目指していきたいのは、『認知症』というものが発症する前に気付いてもらい、将来『認知症』にならないような生き方、考え方、生活習慣をとってもらいたいという事なんです。

 

じゃあそれは、いつがいいのか?

それは早ければ早いほど良いに決まっています!

 

 

そしてもう一つの観点があります。

僕は『認知症の患者さん』を介護するご家族の方が一番大変だと思うんです。

場合によっては人生を左右しかねない問題です。

そしてそのご家族の方の考え方や在り方によって、介護の方針も、被介護者の方の状態も大きく変わるものだと思っています。

 

 

例えばどういう事か?

 

(Aさん)いつも職場や家族の間での人間関係がうまくいかず、感情が不安定な状態になっている。そんな時に認知症のご家族が何度も同じ事を聞いてくる事に対し、怒ってばかりいる。

 

(Bさん)職場や家庭内での人間関係が良好で、いつも心が豊かで余裕がある。そんな時に認知症のご家族が何度も同じ事を聞いてきても、笑いながら良好に対応できる。

 

Aさんにとっては自分自身の事で悩みやストレスを抱えていて、頭では分かっていても気持ちが受け止め切れないので、怒る事でしか自分を守る事ができなくなります。

だけどその結果ご自分も被介護者の方も、よりネガティブな感情が生まれ、症状の悪化にもつながります。

                                          

 

 

はい。

こう考えると『認知症で苦しむ人を"0"にする!』というのは、全ての人に対しての大きな目標となるんですね。僕はそのように考えています。

 

 

20世紀・・・華々しい経済成長を遂げてきて、物質的な豊かさが大きく増しました。

そして現代の21世紀は『心』の時代と言われています。

 

これを見て頂いてる方へお聞きします。

 

あなたの『心』は豊かですか?

あなたはご自身の『生き方』に満足していますか?

 

 

 

 

 

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