我が家はつくづくネーミングのセンスが無い家だと思います。
ミ~と鳴くから「ミーコ」、キジ猫だから「きーちゃん」
三毛猫だから「ミケ」、黒猫だから「クロ」。
シンプルっつーか…まんまやないけ…。
(以上の名前はハハが名付け親です)
これではいか~ん!!地方とはいえ、はからずもクリエイターの端くれなのに
こんなひねりも何もないのは、何も考えて無いのと同じやないか~い!!
というわけで、ここ数年の猫たちの名前はちょっと凝ってみようと思い
私が名付け親の権利をもらって?付けていました。
「胡摩(こま)」という名は、鍋島家の「化け猫騒動」の
飼い猫の名前からもらいました。
「真魚(まお)」は空海上人の幼名から、
「紋太」はアメフトのジョー・モンタナからそれぞれ名づけました。
(正確にはアイシールドの雷門太郎からなんですが)
しかし、凝って付けても「分かりづらい」「覚えにくい」「言いにくい」と
家族のクレームを受け、変更ならざるを得ないことも多く、
結局いつの間にかハハが呼んでいる名前になっていたりします。
しっぽだけ色が付いてるから「しっぽ」
キジトラの縞模様がきれいだから「しま」、
極め付きは
銀行の前で保護したから「銀」。
…やっぱまんまだよ!!。
暗黙のルールは「三文字以内で大声で呼んでも恥ずかしくない名前」
だっだはずなのに、いつの間にやら「食物シリーズ」が始まり
保護した仔猫に「みりん」「みそ」「シオ」「マヨ」と付けました。
(以上4匹は里親さんに引き取られても、この名前を付けられました…なんで?
みんな疑問に思わなかったの?)
その後「柑橘系シリーズ」に突入して再び保護した仔猫に
「みかん」「はっさく」「すだち」「なつみ(かん)」「れもん」
(ちなみに5匹は里親さんが新しい名前を付けました…。やっぱりな。)
と続き、お気づきですね、そう「ゆず」の名前はハハが付けました。
いつもなら誰かがクレームを付けることが多いのをハハが押し切る形ですが
「ゆず」はすんなり通りました。
それは、ゆずが捨てられ保護されて育てられるまでの話を、
保護主さんから聞いたからかもしれません。
私ら家族は、まろやかで心豊かにする柚子の実のように、
誰からでも愛され、また幸せであるようにと願いを込めて名づけました。
ところで
柚子って、他の柑橘類と違うところがあるのをご存知でしょうか。
柚子には枝に鋭い太い棘があるんです。
そして、我が家のゆずも只今歯の抜け替わり時期で咬みグセ絶好調。
棘ならぬ牙で、本人は甘咬みしてるつもりなんでしょうが、
乳歯と永久歯が同時に生えていて、めっぽう痛い!!
でも
棘もふくめて愛していますよ。
