当塾に体験に来られた時、必ず聞くことがあります。

それは、「好きな教科の順番」です。

いつも聞いてばかりなので、この場で私の学生時代の好きな教科の順番を書いてみます。


一番は、 理科 でした。特に化学は「化学の河野」と異名をとるほどの得意科目でした。別に先生が好きなわけでもなかったのですが、なぜか好きでした。大学時代の卒論もほぼ化学の内容でしたね。

  大学の卒論

二番は、数学 でした。解答が出た時の快感がたまりません。文章題を計算式に変換するのと、方程式を解くのがパズル感覚で面白かったです。

三番は、英語 です。 長文が理解できた時の快感がたまりません。単語の暗記はどうも苦手ではありましたが、文法・長文は好きでした。

四番は、国語です。ただ、あまり理由が見当たりません。本をよく読むようになったのも大学時代からでしたので。多分、安定的に点が取れるのがよかったのかもしれません。

五番は社会です。学生時代、歴史 だけは「嫌い」という感情を持っていました。(大人になって面白さがわかって勉強しましたが) でも地理は大好きでした。高校時代は世界史は必修でしたが、選択は日本史ではなくどちらかといえば受験ではマイナーな地理を選択したくらいです。


さて、中学生にお伝えしたいこと。

主要5教科は、基本的にすべて「嫌い」という感情を持たずに勉強できるようになりましょう。大きな苦手科目をつくらないようにということです。

なぜなら、高校生になって大学受験をする際に大学入試センター試験があるからです。
国公立を視野に入れたらセンター試験は必須です。できない教科があるとかなり不利(志望校選びも制限が出てきてしまう)なのです。

なので、中学生のうちから苦手な教科をなくしておくことが長い目で見たら重要です。高校で勉強することは、中学生で勉強することを土台として成り立っており、はっきりいって中学生の必要学習量(暗記量)と比べ物にならないくらい大量になるのです。

じゃあ具体的にどうすればいいのか。

それは 「定期テストできっちり勉強をして点数を取る」 ようにきちんと準備することです。授業をきちんと聞く・理解する・テスト勉強をやりとげる・・・・
何点を目標にするかは個人個人で異なりますが、苦手意識を持たない程度の点数をとっておくことは大事です。どこかでつまずくとずるずる行きます。

話がどんどん飛躍していったのは、中学生の皆さんは高校受験は当然越えなければならない壁ですが、その先に高校生の学習・大学受験があることもある程度念頭において勉強してほしいからです。

大学受験まで視野に入れたら高校選びにも関わってきますよね。

やはり毎日コツコツ勉強を続けることが何より大事です。そういったことを大事にしたいので当塾では通い放題コースを設置しています。


毎日一時間でもコツコツ勉強することは、その子の将来を大きく変える可能性を秘めているのではと思います。