この記事は続きです
深く話を聞こうとしたそのとき。
店員さんが持ってきた販売証明書には【コクシジウム症】の文字がありました。
私は目が点になりました。
子うさぎのコクシジウム…更なる新事実。
それを迎える前に知って、このコを家族にしてくれる方はきっと居なかったんでしょう。
月齢の割に体が小さいのできっと何度も何度も気にかけて下さった方々は居たと思いますが最後の最終確認で見せられる事実。
そしてでも万が一死亡した場合は同じ値段のコと交換いたしますのでという、なんともタイミングも間も悪い一推しのせいで気分は最悪に。
同じ値段って…そもそもこんな破格で売られるうさぎをどうかこれからは作らないでください。
怒りなのか不安なのか、うずまく感情の中でした。
『コクシジウムか…』私のように先住のうさぎが居る家庭は、尚更警戒すると思います。
まずは連れ帰ったとしても同じ部屋には入れられない。
そうなると思い描いてたものは急に狂います。
感染を避けるにはお部屋分けるしかないんだな…とりあえずお昼時だった事もあって『少し時間あけてまた来ます』そう言い残してその場を離れました。
母と打ち合わせのつもりで入った飲食店で考え込み…
味のしない食事をしながら2人で現実的に話し合いしました。
迎えるという選択肢しかないよね…
でもそうは言っても気になるコクシジウム。
可哀想なうさぎちゃんを幸せにしたいがために、我が家の大切な大切なこまるが体調を崩してしまっては本末転倒です。
色々なことを頭に駆け巡らせたままペットショップに戻りました。
私『あの確認なんですけど、コクシジウムっていうのは検査したんですか??』と、店員さんに問うと
店員『コクシジウムはうさぎさんのお腹にはみんないるものなんですよ。なのでこのコにも居るかなあと思いますよ、お腹弱いのでうんちも悪いですし』
というなんとも、別の意味でああなるほど…という回答が帰ってきました。
色々とその時は言葉にする気力がありませんでした
とりあえずうさぎちゃん、あなたを救いたいな、私この環境から。
店員のおばさんは、ほぼあてにならないことが分かったのでもう、コクシだとしてもそうじゃなくても
こまるとは離れた部屋に置いて数日経ってコクシジウムの検査をして治療するなら治療をしよう。
子うさぎのコクシジウムは重症化することが多いので看取る家族になるかもしれないけど
それでも一度でも人の手に渡るように、可愛がられるように。
そう思い、お迎えすることを決断しました。
今、読んで頂いた通りこのコとは突然の出会いでした。
体が弱いと告げられてもしかしたら直ぐに看取る家族になってしまうのかもしれない。
そんなことを覚悟しながらも連れ帰ってきました。
その日に新しいケージとペレットや牧草。遊べそうなおもちゃも、好きになりそうなものをすべて揃えて家に連れて帰りました🏠
絶対に好きな牧草を見つけてあげる
お腹の調子をよくしてあげる
生きやすい環境を作ってあげる
だから、がんばれ。
どうか、どうか、お願いだからお迎えのストレスに耐えてね。
絶対だよ。
そう何度も何度も声をかけながら帰ってきました。
ではそんな愛しい我が子になったコをお顔披露します。
うちのコになった直後のお写真です
2018年11月生まれの女のこ🥕
2019.3.3ひなまつりの日。
勝手に体が弱いと病気扱いされ
極端にに値下げされ1番隅っこに居た名のないうさぎにこもぎ♀という名前がつきました
こむぎじゃありません、こもぎですよ(笑)
そして気になる、こもぎのその後の体調ですが(*´ω`*)
こまるのために数種類常備していた牧草をたっぷりとセットすると、こもぎちゃんその日の夜から爆食(笑)
お尻が少し赤くなっていたのもうんちが硬いのでは?と気になったので
お水も給水ボトル+陶器の器に入れて様子を見ることにしたら
連れ帰って1時間もしないうちにお水もグビグビと器から飲みました
やっぱりね(*^▽^*)
このコはほとんど給水ボトルが使えなかったんです。
とっても使うのが苦手でうちに連れてきてからも1ヶ月近く経ちますが、未だに給水ボトルからは飲むことができません
それなのにペットショップでは給水ボトルしかなかったので、ほぼほぼ飲めずうんちは硬くなり踏ん張るのでお尻も赤くなっていたようです。
可哀想に…ずっと数滴しか飲むことが出来なかったんだね(;_;)
現に、お迎えしてからコクシの症状は全く感じませんし今日まで下痢なんか一回も出しません。
牧草も引っ張り出してその日のうちからバクバクと食べています
お迎えのストレスを心配していましたがそれよりもお水がゴクゴクと飲める環境と初めて食べる好みの牧草🌱に生きる希望と楽しみを
見つけたようで、とっても元気です
私たちからすると嬉しい拍子抜け(⌒▽⌒)
それと同時に……あのペットショップはなんなんだ💢と、思います。
ですがうんちの様子は良さそうですがやっぱりコクシジウムの検査はしてもらうことにしました。
結果は…やはり、どこにも異常なし
健康チェックをして頂きましたが奥歯も上手に削れているとのこと(*^^*)
やはりお迎え当初のお尻の赤みは水分不足が大きく関係していました。
※現在は赤くありません
こまるに対面させるにも感染が気になっていたので検査が終わってホッとしました(*^_^*)
さてこの騒動。
勝手にこもぎは体が弱いと判断されて勝手に病弱にされ月齢の割に体が小さいのもコクシジウムの特徴と判断され家族が決まるまでに色々な遠回りをしました。
ペットショップに殺されるところだった。
ほんとにこもぎはそうでした。
現実はただ好きな牧草ではなかった事。
と水分がほぼ、とれていなかったこと主にこれだけだと思います。
言うならば破格の値に食いついたお客様に
直ぐに抱っこされでもまた病気がちという説明をされ家族が決まらず、ケージに戻されそれの繰り返しでストレスを感じていたかもしれません。
でももうこれからはそんなこと二度とありません
私が気づいたから。
こもぎのサインに、こもぎの発せない声にきっと気づいてあげられたから。
だから大丈夫だよ、こもぎ(*^▽^*)
こもぎは元気だもんね順調に少しずつ体重も増えて大きくなっています
こもぎ
あなたが一度勝手に決められた命の値段。
そんなんじゃない、あなたはそんなんじゃないんだよ。
こもぎの価値をこもぎの命の重さを私がこもぎの一生をかけて証明していきます
こもぎよ、私たちと出会ってくれて本当にありがとう(*^▽^*)
まだ、こもぎに関しては手探りなこともありますがブログでお伝えしながら頑張っていきます
ここまで読んでくださった方々がおりましたら本当にありがとうございました。
本当に、感謝です
これからもよろしくお願いいたします
明日からまた詳しく日常をお送り致します