昨日、僕らの美里町で合同練習会がありました
参加頂きました団体さんは・・・
●閖上太鼓保存会さん(名取市)
●石巻日高太鼓さん(石巻市)
●伊達の黒船太鼓保存会さん(石巻市)
●女川潮騒太鼓轟会さん(女川町)
以前からも、ちょこちょこご紹介しておりましたが、
今年の演奏会では、この4団体さんと一緒に・・・
一つのものを作ることになりました
皆さんもご存知と思いますように、
3.11東日本大震災で、大切な家族、家、仲間、太鼓、
そして、たくさんの思い出の詰まったものが、
津波の被害に遭われてしまいました。
同じ宮城県内の太鼓仲間に対して、
僕たち、駒の会は何ができるのだろうか・・・
太鼓を使った表現者として、
和太鼓を通して、何ができるのだろうか・・・
いろいろと模索する日々の中、たどり着いたのが、
この、合同曲演奏でもありました。
いつも芸術指導を頂いている、
3D-FACTORY の佐藤氏 に作曲を依頼し、
一緒に作り上げるこの合同曲の演奏を通して、
また太鼓をやっていきましょう!
そのな気持ちもあり、
この4団体さんが快く了承してくれました。
以前までは各地にお邪魔し、
譜面の読み方、リズムの打ち方など・・・
そういう個別練習を行ってきましたが、
この日は、「初」の全体合同練習会となりました。
仕上りまで完成されており、1回目で曲は流れました。
あとは、細かい部分の詰めとして、
各パートごとの「揃える箇所」を再確認。
約30名ほどの演奏にも関わらず、
音が、はまるように揃っており、迫力もある曲になっていました。
この日の練習に参加できない方もいらっしゃいましたが、
本番では、40~50名近くになるのでは?
との噂も・・・
練習中は笑いもあり・・・
僕も、この輪の中に入って一緒に打ちましたが、
ホントに気持ちの良い演奏でした。
太鼓を打てることへの喜びと、
太鼓をやっていて良かったという気持ちが、
「ズンズン」とこみ上げてきました。
やっぱり、太鼓の仲間は、太鼓で触れ合う・・・
これが一番なのかなぁ?って思うくらい、
ホントに楽しい練習でした。
僕たちの住んでいる、この東北地方(みちのく)には、
たくさんの伝統芸能があります。
民謡、和太鼓、三味線、笛、など。
それらの団体さんもたくさんありますが、
震災の影響で、存続の危機にあるとも聞いております。
この合同曲を通して、
お互いに伝わるものもありましたし、
「みちのくの声」が聞こえてくるような気もしました。
それはやっぱり、仲間ってことかなぁ・・・