京都旅行記③
優雅なアフタヌーンティーを楽しんだあとは、小雨に合いながらも、、、建仁寺へ
建仁寺は京都最古の禅寺ともいわれ、多数の重要文化財や日本美術を所有。
今年の干支にちなんで「龍」を拝むために初めてお邪魔してきました♪
まずは「風神雷神図」
ちょっとユニークな顔の風神雷神は二曲一双の大きな屏風。
ちなみに、こちらは高精細複製品で、原本は京都国立博物館にて保管。
だからこそ写真も自由に撮れるんですけどね
法堂は仏殿を兼ねた禅宗様の仏殿建築で、1765年(明和2年)に建設。
今回のお目当ては天井に描かれた日本画家の小泉淳作による「双龍図」
こちらは建仁寺の創建800年を記念し、2002年に約2年の歳月をかけて完成。
2頭の「阿吽」の龍が絡み合うように描かれたこの天井画は畳108枚もの大きさがあるとか!迫力がありました
内部には重要文化財指定の水墨画の障壁画群「建仁寺方丈障壁画」
その中でも海北友松によって桃山時代に描かれた方丈襖絵 「雲龍図雲龍図襖」は圧巻!
もちろんこちらも高精細複製品なのですが…見ごたえはありました
建仁寺は枯山水庭園が複数楽しめるお寺としても有名で、雨にぬれる苔もまた風情がありました。
興味をひいたのが本坊にある「○△□乃庭(まるさんかくしかくのにわ)」
禅宗の四大思想である「地水火風」が庭という形で表現。
井戸は□で「地」、苔は◯で「水」、白砂は△で「火」を表しているのだか。
名前からは想像できない、深い意味があるんですね
芸術blog?なってしまったので、最後は食べもので。
こちらは錦市場&大丸での戦利品
安定の蓬莱肉まんと、九条ネギを使用した京だし巻きが絶品!
出来立てのやわらかさはないものの、シンプルな出汁の味と、九条ネギの旨味が絶妙でおいしかったです
芸術にふれつつ、お腹も満たされて♪ごちそう様でした