続きです。2話目。


5日目。ホスペットから再度バンガロールへと戻りました。
移動に時間がかかりますが、大地の広大さをより感じられるため、すごく有意義な時間です。

6日目。バンガロールから空路でコーチンへ。
プロペラがついたコンパクトな飛行機で約1時間20分程で到着。
青い空が広がる気持ちのいい一日です。

早速コーチン散策へ。まず最初にシナゴークへ向かいます。



中は写真禁止なので、ポストカードを購入しました。床は焼き物でできていたり、ランプが綺麗だったりなのですよ。静かにゆっくり見ることが出来ます。
それからとことこと街を歩いたり、博物館を巡ったりと穏やかな時間を過ごしました。

教会に入ると、あのバスコダガマのお墓もありましたよ。今は遺骨はないようですが、歴史的な背景をより深く知れたので勉強になります。




それから川に移り、ランチを食べてからチャイニーズフィッシングネットを観察に行きました。







そこから、ぶらぶら民芸品を見ながら洗濯屋さんを見学に。
外に干した服と緑が気持ちいい。



乾燥機とか欲しいと思っていたけど、こういう風景を見ると、やはり太陽さんの下が一番だなっと思うのです。
時間に追われると、こういった大切な、自然との結びつきが希薄になってしまいかねないですね。
大切にしたいです。地球に常に感謝して生きて行こう。そう再度思うのです。

そうして夜になり。
伝統の踊り、カタカリダンスを鑑賞。






見た目や衣装などのインパクトだけでなく、目がすごい。目の動きというか表現の仕方?すごい。一見の価値ありです!


7日目。コーチンにさよならし、約5時間程かけてペリヤール動物保護区へ。

山道うねうねどんどん登って行きます。
途中、お茶休憩。インドのお茶、本当に美味しいです。



辺りは深い森林。景色が変わり、空気が澄んで気持ちがいい。
象を運ぶトラックもちらほら。



さあ、ペリヤール動物保護区へ!
っと先を急ぎすぎてはいけません。
今日は移動も長かったので午後はジープに乗って農村に向かいます。保護区は明日。




登ってきた山道をゆっくり下りながら、バンブーライスや植物などを観察。

農村に下りてからはバナナ畑へ。






土を踏みしめ、しっかりと歩きます。

パクチー畑は、少しパクチーの匂が漂っていました。




養鶏場や牛舎にも寄りました。









牛を飼っている地元の方もパシャ。

土の匂が、私の故郷と少し違うと感じました。でも、大地の膨大なエネルギーは一緒な気がして安心しました。
地球は丸い。




8日目。早朝からホテルを出発。
ペリヤール動物保護区へ。







早速野生の生き物が前方の道を塞いでいます。車で近づくと、その大きさに驚きました。バイソンです!興奮して見つめすぎていたため写真はないです。





さあ船に乗り込みます。
船の中では、保護区の動物達を驚かせない為に静かに座るのが原則。大きな声でお喋りすると、すぐさまクルーに注意されます。
エンジン音も極力抑えなくてはいけないようで、ゆっくりじっくり船は進みます。
ここでは、人間が生き物達の生活圏内にずかずか入って行くようなものなので、慎重に行かなくてはいけません。



鳥達のお出迎えで幕が上がりました。枯れ木に巣を作っている鵜が羽のお手入れ。
小雨はやみ、曇りでどんよりです。

あっ!クジャク!っと思いカメラを向けましたが写真だと小さい!あっ!あそこには黒いふさふさの猿がって・・・これも撮ったら小さい、というか木の陰みたいに見える・・・。肉眼で見た方が大きく感じるので、しっかり観察しました。ああ、望遠レンズ借りてくれば良かった・・・。






その後、鷹?を発見しつつ、ゆっくりと船は進みます。
すると、見えました。
朝の水浴びに来ている象の家族です。子象もいます!








穏やかな朝を楽しむように、優雅な象達。

象の登場から少し経ってからクルーズは終了。

動物との出会いに感謝し、山を下ります。
途中、大きな滝があり、そこでまたお茶休憩。観光客がいっぱいでした。






ペリヤール動物保護区を後にし、陸路でアッピレーを目指します。

ということでまだ続きます。
ここまで読んで下さった方。本当にありがとうございます。



追伸

前回の答えは。
牛と象でした。どちらか片方の体を隠すと、隠してない方の生き物が見えてくる壁画なのですよ。真ん中の頭が見る方向で見え方が変わる仕組み。
実物を見れば、より、牛と象が見えて来るのですが、写真だと分かりにくいですね・・・。



ドロンDASH!