昨日、チンチラのチーカマに初めて強く噛まれた。察するに、ものすごい怒っていた。数秒ガリっと齧って離れてくれなかった。
思わず指を上に上げ、やっとこ離れてくれたので、噛まれた後を確認した。そしたら、歯形が残るのみで血は一切出ていなかった。絶対に血が出ていると思っていたので少し驚いた。
私のソーセージみたいな指に小さな歯形が三カ所あって、少し色が変わっており、その小さな跡にかわゆさを感じてしまう。小さな穴のような肉の凹み。
さて、なぜ、チーカマは私を噛んだのか。
答えは簡単、私が１００％わるい。
小動物用のグルーミング用品を購入後、その性能が知りたくて早速チーの毛をコームで撫でまくったのだ。
数秒で抜け毛がこびりついてきたので、少し調子に乗っていっぱいブラッシングしてしまった。
その間、ちーは時より「ぎゃ・きゃ」と声を上げていた。
そのシグナルを無視して撫でまくった挙げ句に噛まれたのだ。
人間のものさしで、これくらい大丈夫だろうと思っていた。それがちーにとってどれくらいストレスなのかも考えず。
後で調べたら、チンチラの毛は細く、毛同士が絡まってしまうことがあり、それをきちんとほぐさないでいきなりブラッシングをすると、引っ張られて痛くて声を上げてしまうのだとか。
人間だって、無理矢理髪を引っ張られたら・・・。相手を噛んでやろうか！！っと怒ると思うのだ。まさに正当防衛。
それなのに、チーは私の手を強く噛んではいたものの、血が出る程深く噛もうとしなかった。
そこにチーの優しさを感じた。一緒に生活してきたここ何年の絆を感じた。
そしたら申し訳なくなってきて、どう謝るかと考えていても、どう伝えるのが煩わしくないのかの答えが見つからなかった。
いたたまれずになんとなく
「ちーちゃん、ちー・・」
と呼んでみた。すると、耳をピンと立ててこっちの様子を確認し、すぐさまこっちに駆け寄ってきてくれた。今度こそはと、優しくそっと当てるようにコームを上下した。そしたら、
「そうだよ、最初はそんな感じでやってよ」
と言わんばかりの顔で、そのままグルーミングをさせてくれた。
その後は、もういつも通りで、普通に部屋を駆け回っていた。呼べばくるし、おやつをせがむし、肩に登って髪をガリガリする。顎をなでなですれば、やんごとなーき的な顔をして目を細めて寄り添ってくる。
嫌われちゃったらどうしようという私の心配をよそに平常運転なチー様。
動物には人間程の顔面筋がないし毛もふさふさ、ちょっとした表情で察してあげなくてはいけない。否、表情だけじゃない、鳴き声も仕草も、毛並みや肌や匂い、糞尿でさえ私たちをつなぐ大切なツールなのだ。
昔、昔、私がまだ少女だったころ、家には小動物がたくさんいた。幼い私は、かわいいからと動物を親にせがみまくる面倒な子だった。茶臼山動物園なんて何度行ったことか。
そんな私を見かねた母は、うんち・おしっこといった一番汚いところを子ども達で毎朝世話するように監視してくれた。朝、一日の計をトイレ掃除からやる。兄も妹も私もだまって、時より怒られながらずっと続けた。（お母さん、ずくなしの私を叱ってくれてありがと！！）
ウサギのラビが下痢した時はすぐに気がついてあげられたし、小屋の掃除から餌の減り具合も分かるから、体調の異変にも気がつく。思い返せば、今よりもっと幼稚な私は、どこまで理解していたのかわからないし、美化してしまうところもある・・・。でも、共に暮らした動物達との絆は確かにあった。
日頃の世話にこそ、可愛い我が子のシグナルがあると分かっているから、大人になった今でも世話することが苦にならない。（でもまだまだいろいろできてないことがあるので、申し訳なさも感じております）
母は、確か小学校３年か４年の時に蚕の幼虫をたくさん飼ってきてくれて、私たち兄妹はその子達の成長を夏の自由研究にしたっけ・・・。
蚕がやっとこさ蛾になってからの方が、命のスピードが早まったように見えた。後尾し、そして死んじゃった時は、蟲の命の短さと、大人になってすぐに子孫を残そうとする姿に感銘した。
蚕の食べ物を畑から調達する時は、おやつ代わりに桑の実をもいで食べまくって服を紫色に汚した。
ちーを怒らせたということから、思い出が蘇ってくる。
そしてこんなに長々と書いてしまう始末・・・。自分のアホさ。
雨の日に限って思い立ち絵の具を大量に買ってしまう要領の悪さ。
相性の悪い相手と接する時に、緊張しすぎて逆にハイテンションになって相手を引かせてしまう馬鹿さ。
調子こいて口が多くなってしまう愚かさ。
そもそも調子こいてることに気がつけない不甲斐なさ。
怒られてやっと知る後手後手さ。
上げたらいっぱいだ・・・。
まあ、こんな私ですが。お互いいい関係で、生きていきたいですね、チーカマ（チンチラ）・さくら（ビーグル）・ゆず（おかめインコ）・クパ（アホロートル）・しちみ（シマリス）。
ここまで読んで下さった方、
感謝です！支離滅裂失礼しました。
これが採れたての毛です。全部袋にしまってコレクションしてます。
余談ですが・・・。
先日、東京にある御嶽神社に妹と参拝に行ってきました。
珍しいイノシシのようなコマ様を発見！！出会いに感謝です。
ドロン
思わず指を上に上げ、やっとこ離れてくれたので、噛まれた後を確認した。そしたら、歯形が残るのみで血は一切出ていなかった。絶対に血が出ていると思っていたので少し驚いた。
私のソーセージみたいな指に小さな歯形が三カ所あって、少し色が変わっており、その小さな跡にかわゆさを感じてしまう。小さな穴のような肉の凹み。
さて、なぜ、チーカマは私を噛んだのか。
答えは簡単、私が１００％わるい。
小動物用のグルーミング用品を購入後、その性能が知りたくて早速チーの毛をコームで撫でまくったのだ。
数秒で抜け毛がこびりついてきたので、少し調子に乗っていっぱいブラッシングしてしまった。
その間、ちーは時より「ぎゃ・きゃ」と声を上げていた。
そのシグナルを無視して撫でまくった挙げ句に噛まれたのだ。
人間のものさしで、これくらい大丈夫だろうと思っていた。それがちーにとってどれくらいストレスなのかも考えず。
後で調べたら、チンチラの毛は細く、毛同士が絡まってしまうことがあり、それをきちんとほぐさないでいきなりブラッシングをすると、引っ張られて痛くて声を上げてしまうのだとか。
人間だって、無理矢理髪を引っ張られたら・・・。相手を噛んでやろうか！！っと怒ると思うのだ。まさに正当防衛。
それなのに、チーは私の手を強く噛んではいたものの、血が出る程深く噛もうとしなかった。
そこにチーの優しさを感じた。一緒に生活してきたここ何年の絆を感じた。
そしたら申し訳なくなってきて、どう謝るかと考えていても、どう伝えるのが煩わしくないのかの答えが見つからなかった。
いたたまれずになんとなく
「ちーちゃん、ちー・・」
と呼んでみた。すると、耳をピンと立ててこっちの様子を確認し、すぐさまこっちに駆け寄ってきてくれた。今度こそはと、優しくそっと当てるようにコームを上下した。そしたら、
「そうだよ、最初はそんな感じでやってよ」
と言わんばかりの顔で、そのままグルーミングをさせてくれた。
その後は、もういつも通りで、普通に部屋を駆け回っていた。呼べばくるし、おやつをせがむし、肩に登って髪をガリガリする。顎をなでなですれば、やんごとなーき的な顔をして目を細めて寄り添ってくる。
嫌われちゃったらどうしようという私の心配をよそに平常運転なチー様。
動物には人間程の顔面筋がないし毛もふさふさ、ちょっとした表情で察してあげなくてはいけない。否、表情だけじゃない、鳴き声も仕草も、毛並みや肌や匂い、糞尿でさえ私たちをつなぐ大切なツールなのだ。
昔、昔、私がまだ少女だったころ、家には小動物がたくさんいた。幼い私は、かわいいからと動物を親にせがみまくる面倒な子だった。茶臼山動物園なんて何度行ったことか。
そんな私を見かねた母は、うんち・おしっこといった一番汚いところを子ども達で毎朝世話するように監視してくれた。朝、一日の計をトイレ掃除からやる。兄も妹も私もだまって、時より怒られながらずっと続けた。（お母さん、ずくなしの私を叱ってくれてありがと！！）
ウサギのラビが下痢した時はすぐに気がついてあげられたし、小屋の掃除から餌の減り具合も分かるから、体調の異変にも気がつく。思い返せば、今よりもっと幼稚な私は、どこまで理解していたのかわからないし、美化してしまうところもある・・・。でも、共に暮らした動物達との絆は確かにあった。
日頃の世話にこそ、可愛い我が子のシグナルがあると分かっているから、大人になった今でも世話することが苦にならない。（でもまだまだいろいろできてないことがあるので、申し訳なさも感じております）
母は、確か小学校３年か４年の時に蚕の幼虫をたくさん飼ってきてくれて、私たち兄妹はその子達の成長を夏の自由研究にしたっけ・・・。
蚕がやっとこさ蛾になってからの方が、命のスピードが早まったように見えた。後尾し、そして死んじゃった時は、蟲の命の短さと、大人になってすぐに子孫を残そうとする姿に感銘した。
蚕の食べ物を畑から調達する時は、おやつ代わりに桑の実をもいで食べまくって服を紫色に汚した。
ちーを怒らせたということから、思い出が蘇ってくる。
そしてこんなに長々と書いてしまう始末・・・。自分のアホさ。
雨の日に限って思い立ち絵の具を大量に買ってしまう要領の悪さ。
相性の悪い相手と接する時に、緊張しすぎて逆にハイテンションになって相手を引かせてしまう馬鹿さ。
調子こいて口が多くなってしまう愚かさ。
そもそも調子こいてることに気がつけない不甲斐なさ。
怒られてやっと知る後手後手さ。
上げたらいっぱいだ・・・。
まあ、こんな私ですが。お互いいい関係で、生きていきたいですね、チーカマ（チンチラ）・さくら（ビーグル）・ゆず（おかめインコ）・クパ（アホロートル）・しちみ（シマリス）。
ここまで読んで下さった方、
感謝です！支離滅裂失礼しました。
これが採れたての毛です。全部袋にしまってコレクションしてます。
余談ですが・・・。
先日、東京にある御嶽神社に妹と参拝に行ってきました。
珍しいイノシシのようなコマ様を発見！！出会いに感謝です。
ドロン