公開日にシャイロック観に行けました! | 玉森裕太を愛でる日記(暫定)

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初日に観に行けました!

 

 

本日分単位のスケジュールをこなした自分を褒めてあげたい。

 

 

グッズあるんだ!

ジャニヲタに響かないスタイリッシュデザインでしばらく購入考えましたがパンフと名探偵コナンのクリアファイル買いました(え) クリアファイルって両開きだと770円もするんですよ。通常サイズが385円だから両開きは2倍価格。うん計算合ってるな。

 

 

 

とうとうシャイロック観ましたよーーー。

初日舞台挨拶は圧巻の役者陣だったんですね!すごい!

 

 

お玉は若手銀行員そのもの。

それも現代っ子なことを全面的に表していて。大手銀行に勤めながらもそこを終のすみかと微塵も思ってないんですよ。そこがこのご時世をうまく反映しているんですよね。大手に就職できたからって定年まで働けるとは思っていないし、もっといい環境があるならそこを目指してもいいんじゃない?っていうね。

 

 

それからなんて説明すればいいのか、「本当に正義は正義?」ってわかりますかね。良く言えば正直、逆で言うと言葉のまま捉えて空気の読めないという点で憎めないけど一往復多くなってしまうんですよね会話の容量として。だけどどんな若者もピュアで一生懸命ですから、現実に打ちのめされる田端くんは愛おしいし、そして成長が微笑ましいのです。自分に課せられた仕事でなくて、そこにお給料は発生しないんだけど、エクストラな仕事を真面目に処理できる田端くんなんですよね。成長の証だわーーーーと、お玉を見つつ、、、

 

 

 

この映画、やっぱり実力派俳優たちの真髄が集結してますよ。お玉が甘えたという理由がよくわかります。やっぱりシェークスピアのシャイロックが意をなす太い一本柱があって、じゃああんたは金と魂を天秤にかけた時にどちらの裁きにしますかってことですよね。金を取るヤツもいる。金を一度は手に取ったけど魂の大切さに気づいたヤツもいる。その選択肢の有り様は人それぞれ。この中弛みしない展開が非常に心地よい!大御所たちの引き込まれる演技を見ることができる贅沢な造り。

 

 

 

偏見で申し訳ないんだけど、最近の若い子は自分が受話器を取らなければならない電話に消極的だと思ってたんです。田端くんはそれがない!電話に出た田端くんこう言ったんです。

 

 

「滝野さんの机の前を通りかかった田端です」

 

 

これはデジャブ?

 

 

だって私たち、

「点滴から雑用までなんでもおまかせ、諏訪野でございます」

 

 

って聞いてたばかりだし。ちょっと共通点を見た気がして嬉しくなったのでした。

 

 

 

お玉の仕事がまた一つ形になって良かったです。

いやぁ、映画って本当にいいもんですね(水野晴郎か)