前回のお話のつづきです。
周りで流行っていた『直結マシン』は、モーターの改造が含まれますので、当然タミヤ公認競技には出られません。そこでモーターには手を加えず、そのまま逆走で走らせる事にしました。
それが、東京大会午前の部で走らせた、大穴狙いのサンダードラゴンでした。ちなみに僕は、RCのタムテックに使用されていたピニオンギアを流用していました。
当時のタミヤRCカーグランプリに、その姿が奇跡的に映っていました!
当時大人気だった漫画『ダッシュ四駆郎』に、スカリオンというチームが前後逆走マシンを走らせるシーンが登場しますが、あんな感じです。
このサンダードラゴンは、ストレートは凄く速いけれども、トルクが細くてテクニカルコースには不向き。しかもボディが前後逆なので、空力が悪いのは明らか。それが結果としてどう出るか?
残念ながらというか予想通りというか、結果は転倒による予選敗退でしたが、これはこれで面白い試みだったかと思います。
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