肝生検2回目の日。

先週と同じ要領なので、スムーズに手続き終了。

病棟の受付の職員さんに先週退院する時に色々お話したので、覚えていて下さって「あれ?」と言われました。

先週の検査、検体が不十分だったからもう一度取り直すみたいです。」と説明。

「そんな事あるんですね・・・大変だけど頑張って下さい。」って。

ちょっと嬉しかった。

 

先週経験したばかりでも、やはり肝生検は緊張します。

いや、むしろ知っているからこそ(またあの感覚を味わうのか)とナーバスになっています。

よくよく考えたら、針で皮膚を突き破って肝臓の組織を取って来るって事なのよね。

見た感じ、針が太いし。

準備中にあまりにもドキドキで超緊張状態になってしまいました。

右手が自分で見ても血色が悪く白かったです。

血圧、上が78でした。

先生や看護師さんはとても落ち着いて対応していました。

さすが病院・・・一過性という事でしばらくして元に戻りました。

 

検体を腫瘍から2箇所取り、無事終了。

今回はきっちり取れたとの事。

前回同様、意識はふわふわした感覚でした。

おなじみの移動。

4人で下に敷いている大判バスタオルを皆様で持って「いちにのさんっ!」ドン!って移動ベッドに移され病室へ。

そのままほぼ動かないようにして、3時間安静。

1時間程した頃「トイレに行きたい」とナ-スコ-ルをしたら、看護師が差し込み式便器を持って来ました。
ベッド上では無理・・・(泣)。

先週の肝生検1回目の時は、トイレまで安全確認の為に付いて来てくれたのでそのつもりだった。

「起き上がる事は出来ません。絶対安静です。」と言われました。

「後2時間程我慢するか、今するか考えておいてください。」と言ってさっさと戻ってしまいました。

しばらく我慢しようとしていたのですが、やっぱり行きたくなって私とつながっている方の心電図のコ-ドを抜いて、点滴をガラガラ押しながらトイレにい行きました。
心電図の波は「ツ-」と一本線になり、数字が「0」になり、モニタ-は心停止状態に。

トイレのドアを閉める瞬間、さっきの看護師が通りかかって、「きゃ!」「自己責任ですからねぇ~!!!」

と言っているのを尻目にバタンとドアを閉めて用足し完了。
 

無事戻って読書をしていたら、さっきの看護師がカ-テン越しに無言で確認に来ました。
やっぱ、ベッド上でトイレは無理。

 

余談ですが、ワタクシは介護福祉士で現在訪問介護をしています。

ベッド上でオムツ交換をする事が結構あります。

皆様、本当はトイレで排泄をしたいという気持ちがわかった気がします。